ブックタイトル広報つくば 2016年8月号 No.549
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広報つくば 2016年8月号 No.549
特集(ジオ通信筑波山地域のジオ話~河原の石ころが語る「古鬼怒川」の流れ~)広報つくば2016.8.1(平成28年)ジオ通信(第13回)大地を見る目を磨こう!~めざせ!筑波山地域ジオパーク~筑波山地域のジオ話~河原の石ころが語る「古鬼怒川」の流れ~皆さんは、河原の石ころを眺めたり拾ったりした経験はありますか?筑波山南西麓をみそぎ流れる桜川に架かる禊橋付近では、河原や川岸の地層中にさまざまな色や模様の石ころを見ることができます。これらの石ころを調べてみると、白っぽい斑点模様をもつ安山岩や、しま模様が入った白っぽい流紋岩など、筑波山塊の山々では見られない岩石でできていることが分かります。では、これらの石ころは一体どこから流れてきたものなのでしょうか?約32,000~24,000年前、現在の桜川付近には「古鬼怒川」とよばれる大きな川が流れていました。禊橋付近で見られる石ころの多くは、この川の活発な流れがその上流の日光連山からもたらしたものなのです。約24,000年前以降、古鬼怒川の流路が西に移動し、ほぼ現在の鬼怒川の位置となるまで、筑波山の南西麓から霞ヶ浦までの地域には、大量の石ころが厚く堆積しました。土浦市の旧市街が広がる桜川河口付近は、この地層のおかげで比較的強固な地盤となっており、東日本大震災の被害も少なかったといわれています。大地の成り立ちを知れば、普段何気なく見過ごしていた景色も違って見えてきます。筑波山地域ジオパークで、皆さんの足元に広がる大地の成り立ちを楽しく学んでみませんか?※見学の際は、河川の急な増水、転倒に注意してください筑波山麓の恵みをいただこう!“ジオパーク給食”6月に、市内の一部の小・中学校で地元産の食材を使った「ジオパーク給食」を実施しました。「紫峰の古代めし」は、つくば市産の黒米を白米に混ぜて炊き上げることで、筑波山の急峻はんれいな双峰をつくる斑糲岩の岩肌に見立てています。また、「つくば鶏のピリ福焼き」の味付けに使ふくれわれた七味には、一年を通じて温暖な筑波山中腹で栽培された福来みかんの皮が入っています。このようにジオパーク給食は、筑波山地域の大地の特徴や恵みを目や舌で感じることができるよう、ひと工夫された献立となっています。鬼怒川八溝山600~1000m200~600m100~200m50~100m0~50m小貝川桜川和尚山高笹山花園山加波山牛久沼筑波山霞ヶ浦久慈川那珂川涸沼北浦利根川外浪逆浦(茨城県ホームページ「茨城県の地理と気候」図に加筆)▲禊橋付近での桜川の河原の様子▲禊橋周辺で見られる地層★ジオパーク給食メニュー紫峰の古代めし、牛乳、つくば鶏のピリ福焼き、夏サラダ(ノンエッグマヨネーズ)、筑波の実りみそ汁、いばらきメロン9月1日につくば市「シェイクアウト訓練」を実施します申・問危機管理課?029(868)7582シェイクアウト訓練とは実施日時9月1日(木)10時50分からシェイクアウト訓練は、世界中で行われている新たな地震訓練です。この訓練は、会場などに集まることなく、参加者がそれぞれの場所で、自分の身を守※当日以外に安全行動を実施する場合や、備蓄の点検や建物の安全確認などを行う場合にも参加となりまするための安全行動を一斉に行うものです。訓練場所それぞれの自宅、学校、職場など地震が発生したとき、自分自身どこにいるか分かりません。家、職場、学校または旅行先かもしれません。そのとき、どのように行動するかによって、続けて地震が発生した際の生存に大きく関わります。シェイクアウト訓練は、地震の際の安全確保行動「まず低く、頭を守り、動かない」を身に付ける機会です。また、この訓練は、個人、地域・学校・職場などの組織に対して、非常時対策の見直し、防災グッズの確認、ケガを防ぐための身の回りの安全対策を取るように促すことも目的としています。※「シェイクアウト」は、「地震の揺れに備えろ!」という安全行動の掛け声をイメージして、アメリカの地震研究チームが防災訓練のために考えた造語です訓練の概要1指定の日時に、ラジオ、防災無線などで「訓練開始」の合図を放送する2放送後、地震の際の安全確保行動「まず低く、頭を守り、動かない」を各自実行する3実行後、各自で反省し、防災意識を高めていく※運転中・歩行中などの移動時は、安全管理のため、訓練を行わないでください実施内容110時45分に、IBS茨城放送(FM94.6MHz)またはラヂオつくば(FM84.2MHz)を選局※社内放送や校内放送でラジオ放送を流すと効果的です210時50分、自分の身を守る安全行動を開始!※ラジオ放送を確認できない方は、10時50分に自分の身を守る安全行動を開始してください3安全行動(約1分間)終了後、各自で訓練終了参加登録方法○インターネットでの参加登録市ホームページから電子申請で登録○用紙での参加登録申請用紙(危機管理課、各窓口センター、各地域交流センター、市ホームページに用意)、または、8月上旬ごろに回覧される区会集計用参加登録用紙に記入し、危機管理課へFAX、または危機管理課、各窓口センター、各地域交流センターへ直接つくば市の花・鳥・木▼ブランドスローガン?フックン船長?ツクツクつくば市政情報発信コンテンツ■つくば市広報タイム(ケーブルテレビ)■つくば市広報ステーション(ラジオFM)ホシザキユキノシタフクロウケヤキシンボルマーク?わたしのつくばを見つけよう。▲キャッチフレーズデジタル11チャンネルで1日5回放映7:30、10:30、12:30、18:00、20:00FM84.2メガヘルツで放送7:44~7:59、12:15~12:30(月)~(金)つくば市の人口人口229,610人(男116,042人、女113,568人)、世帯数99,738※平成28年7月1日現在★「広報つくば」は、ポスティングによって全世帯・全事業所に配布しています。★「広報つくば」は環境に配慮し、再生紙が配合された紙および大豆油インクを使用しています。色指定(CMYKカラー・1色の場合はベタ)C100+Y100