ブックタイトル広報しろさと 2016年8月号 No.139
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広報しろさと 2016年8月号 No.139
しろさと広報2016年8月5スペシャルインタビューしろさと大使「CR-Z」開発者友部了夫城里町長上遠野修スペシャルインタビュースペシャルインタビュー講演会を終えて城里町での思い出・魅力町民の皆さんへメッセージ桂中学校での講演会終了後、しろさと大使で株式会社本田技術研究所主任研究員である友部了夫さんに、上遠野町長が講演会の感想と城里町についてのお話を伺いました。町長今日は講演をしていただき、ありがとうございました。自動車の研究開発責任者として、多くの挑戦や経験をされた友部さんには、教科書には載っていない話をたくさんしていただけました。講演会を終えて、いかがでしたか?友部講演を始める前は、中学生には難しい内容で理解してもらえるか心配でした。しかし、講演が始まると、生徒が目を輝かせ、興味を持って話を聞いてくれたので嬉しかったです。町長プロジェクトチーム内での意見の衝突や和解があった話が、生徒たちの反応がよかったと思いますが、いかがでしたか?友部プロジェクトの流れや働くということの話だったので、難しくなってしまいましたが、そういった意味では、教科書に載っていないことを話せたのかなと思います。町長私は、子どもたちの想像力は、実際に経験や体験したことにしか生まれないと思います。そういった意味では、小・中学生には、すばらしい音楽や日本が誇れる職業に実際に触れて、経験してほしいと思っています。友部いまの子どもたちの周りには、テレビやインターネットなどで多くの情報が溢れていますが、本物に触れる機会が少ないと思います。本物に触れ、経験し感じることで、社会に出たときの発想力や気づきにつながると私は思います。町長発想力や気づきを生み出す大切さは、友部さんの講演を聞き、大変勉強になりました。特に、一度職場から離れ、プロジェクトチームでアイデアを出し合う「山ごもり」のお話が参考になりました。友部「山ごもり」は、議論をして結果を出すことよりも、プロジェクトチーム内でコミュニケーションをとることが主眼です。また、コミュニケーションをとることで発想力や気づきを生むことを重要としています。ホンダの場合は、今でもさまざまな課題や重要なプロジェクトでは、必ず行っています。町長話は変わりますが、城里町での思い出はなにかありますか?友部昔は今と比べると、町全体が賑やかだったと思います。人も商店も元気があって、昔ながらのご近所付き合いがありました。特に駅前通りは、子どもながらにとても活気があった覚えがあります。豊かな自然が、昔も今も変わらないでいたことはとても嬉しく思いました。町長これからは、人も商業も、町全体で活気を出して盛り上げられるようにしていきたいと思います。では、今の城里町をご覧になられて、どのように思いますか?友部10周年記念式典にご招待いただいた時に、町の人口が減少していることを聞き、とても辛くなりました。人が増えないことには、町の活性につながらないと思います。町長あらゆる物事は、人間の力によるものが大きいですからね。友部城里町は水戸市に近く、魅力あふれる自然や歴史が多い素晴らしい町。時間をかけてでも人口を増やし、明確なビジョンの基に自立した町として発展してほしいです。町長最後に、町民の皆さんへメッセージをお願いします。友部私の育った城里町は、自然に囲まれ、田舎ならではの良さがある町です。人口が減ってしまっていることはとても残念ですが、だからこそ町民の皆さんには頑張ってもらいたいです。町民が町を盛り上げれば、きっと町全体が活性化していきます。これからの城里町の発展に期待しています。町長今以上に町が活性化していくよう、支援できる体制づくりをしていきたいと思います。本日はお忙しい中、ありがとうございました。