ブックタイトル広報しろさと 2016年8月号 No.139

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概要

広報しろさと 2016年8月号 No.139

しろさと広報2016年8月16俳句短歌川柳みなづきおどいもなかくひもなら病む友の見やすき高さ金魚玉仲田まちゑ汗拭ふたびに札所の近くなり鯉渕寿美恵登り来し寺の掛茶屋釣忍綿引英子七夕や宇宙飛行士夢みる子今瀬多代美点々と牧場の牛野菊晴瀬谷博子まとめづけ当てにならない日記帳富田多蔵ミミズ君早く逃げなよ草刈機飯村孝一短冊の文字のなつかし星祭飯村昭子初夏の風響くオカリナ美少年森静江二メートル越へる箱紐さくらんぼ竹内幸子デイ仲間短冊均す今年竹岩下金司勢ひの男盛りの夏の雨田口勝元独り居のひとりに馴れて仰ぐ虹寺門孝子山間の青田にそうて乱舞する蛍と出会い嬉しく眺む薗部光子傘寿の日空を眺めつ時過ぎる米寿を願う穏やかな日々富田欽子鮎躍る水無月の雨柔らかし太公望は那珂川に集ふ大森久子齢かさね「光陰矢の如し」実感す今年も半ば今日半夏生枝不美あえぎつつ急な坂道のぼりくれば沈む夕陽は青田を染めて島愛子頂きし造花なれども美しく部屋にかざれば心みたさる坪井きよ子ありがとう貴重な体験してますとオーストラリアより孫の便り来萩谷登喜子今ごろは大江湿原埋めつくしキスゲ咲くらむ涼風の中冨田佐智子初夏の陽に輝き増せり純白の孔雀サボテンさ庭の女王青栁京子りゅうのひげ霜におおわれ朝の陽にキラキラキラリキラキラキラリ所美惠子さわさわと夏風になびく早苗田の細道ゆっくり黒猫あゆむ山形式妙缶ビールコップに半分注がれて遊び心が笑まひて飲みぬ杉山みちこ散り敷ける沙羅の花殻掃きてをり花のいのちの重さ思ひつつ渡辺千紗子▲町指定文化財「神像」▲小坂神社こじおうにんいうぼくしょかんほうしゃくぶんめいきのとだいどうかさみやいいみやごんげんのくましごううっそうかさかけめいづき「神像」町指定文化財(彫刻)しんぞう町指定文化財「神像」は、袍を着し、巾子冠をかぶり、笏を持って座る高さ四〇センチほどの、木造の男神像です。像の底部には、「文明十一年乙亥卯月三日大夫三郎□」の墨書銘が残されています。この銘文から、応仁の乱が終息して間もない一四七九年に、大夫三郎なる人物によって制作されたことが分かり、県内最古の在銘神像とされています。「神像」を安置する小坂神社は、大同元(八〇六)年創建の古社で、元は「笠宮社(笠宮明神)」と呼ばれていましたが、明治四年の一郷一社制により、同じく下小坂の「飯宮社(飯野宮明神)」と、上小坂の「熊野権現社」を合祀し、明治七年に現在の社名となりました。「神像」は、もとは飯宮社の御神体であったとされています。現在、神像は非公開ですが、鬱蒼とした杜の中の小坂神社境内には、元県指定天然記念物で県内随一の松の巨木ともいわれながら、昭和四八年に虫害により枯死した「笠懸の松」の巨大な切株が残り、住時の威容を物語っています。解説文/町文化財保護審議会会長小山映一写真/『常北の文化(一一号)』から転載問合せ教育委員会事務局?029-288-3135指定年月日/昭和五七年一一月一九日所在地/城里町小坂管理・所有者/小坂神社町指定文化財(彫刻)「神像」城里町の文化財さんぽ(一五)城里町の文化財さんぽ(一五)しんぞう