ブックタイトル広報結城 2016年8月号 No.659
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広報結城 2016年8月号 No.659
献血は、誰かの命を救うことができる身近なボランティア13毎年夏季を中心に流行する急性のウイルス感染症で、発熱、咽頭炎、結膜炎がプール熱の主な症状です。プールで感染することがあるため、日本ではプール熱と呼ばれていますが、多くは患者さんからの飛沫による感染です。そのほかに手指を介した接触感染、タオルなどを共有したことによる感染があります。原因ウイルスはアデノウイルスです。夏季が流行の中心ですが、アデノウイルスは一年中活動しており、夏以外にも流行することがあります。診断は、アデノウイルス感染症が疑われたときに、咽頭ぬぐい液などの検査をすれば、確定されます。かかりやすい年齢があり、5歳以下が全体の約80%を占めています。アデノウイルス感染症で心配なことは高熱が続く場合があることです。インフルエンザには抗ウイルス剤があり、治療しやすくなってきていますが、アデノウイルス感染症には現在抗ウイルス剤がありません。治療は対症療法になります。家庭では十分な水分や栄養を補給して、脱水に注意し、見守ることになります。咳などの症状が強いときには肺炎の合併症の心配もありますから、医療機関を受診してください。また、眼の症状が強いときは、眼科の治療が必要になることがあります。予防としては、患者さんとの接触を避けること、また流行時にはうがいや手洗いを励行することが大切です。プールでの感染に対しては水泳前後のシャワー、水泳後の洗眼、うがいをしっかり行うことです。(結城市医師会提供)■献血ってなんだろう?献血とは、病気やけがなどで、輸血を必要とする患者さんの尊い生命を救うため、健康な人が血液を提供するボランティアです。現在日本では、輸血を必要とする人が年間約100万人いるといわれており、その輸血用血液を支えているのが献血です。科学が進歩した現代でも血液は人口的に造ることができません。また、血液は生きた細胞であるため、長期間保存することができません。献血は、献血する人の安全性と、その血液を輸血する人の安全性の両方を守るために、16歳?69歳の方(ただし、65歳以上の方については、献血いただく方の健康を配慮し、60歳?64歳の間に献血経験がある方)が誰でもできる身近なボランティアです。また献血にかかる時間は、受付から採血後の休憩までで、400ml献血で15?40分、実際に針を刺している時間は平均で5分?15分です。(成分献血は、採血量に応じて、40分?90分)数十分で、人の命を救うことができる。それが献血です。■献血をしよう!茨城県内には、つくば・水戸・日立に献血ルームがあり、毎日献血を行うことが可能ですま。た、結城市では市役所や公民館、スーパーなどに献血バスがお邪魔し、献血を行っています。8月の配車予定は、次のとおりです。まだ献血をしたことが無い方のなかには、献血という言葉はなんとなく知っていても、どのように献血するのか、どのように利用されているのか、詳しいことが分からない方がたくさんいると思います。まずは、献血のことを知って、はじめの一歩を踏み出してください。そして、ぜひ献血にご協力ください。市健康増進センター32-78908月以降の市内の献血バス配車予定日については、随時お知らせ版に掲載していきます。献血ルームや、献血バスを見かけたら、ぜひ足を運んでみてください。日時/8月24日(水)午後1時?午後4時場所/結城市役所あなたの献血をお待ちしています有料広告欄市民健康教室No.433プール熱