ブックタイトル広報龍ケ崎りゅうほー 2016年8月前半号 No.751

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広報龍ケ崎りゅうほー 2016年8月前半号 No.751

防ごう!子どもの夏の事故/妊娠中の感染症・母子感染を知っていますか?防ごう!子どもの夏の事故~危険な状況を作らず、子どもと一緒に行動しよう~■問い合わせ:保健センター母子保健グループ? 64-1039水に溺れる・花火でやけどを負う・車内での熱中症など、夏に起こりやすい子どもの事故。一瞬の出来事で、命を落とすことになりかねない事故を防ぐ為の対策を紹介します。乳幼児の水の事故は、浴槽に落ちてためていた残り湯で溺れるケースが最多です。すぐに救出できても、一時呼吸が止まって低酸素性脳障害を起こしたり、雑菌が繁殖した残り湯を飲んで、重篤な細菌性肺炎になることもあります。●!風呂の残り湯はためず、使用後は浴室の施錠を●!水遊びをする時はその場を離れない●!上の子が一緒でも子どもだけでは遊ばせない●!川や海で遊ばせる時はライフジャケットを着せる炎天下でなくてもあっという間に車内の温度が上がり、命を落とす危険性があります。「短時間だから」「よく寝ているから」と子どもを車内に残したことでの死亡事故が起きています。●!短時間でも車を離れる時は、子どもを一緒に連れていく花火は腕をしっかり伸ばして持つ・振り回したり人に向けないなど遊び方を教えてあげましょう。足に火の粉が落ちる危険性もあるので、サンダルは避けた方が無難です。●!小さいお子さんの場合は、大人が手を添える●!水の入ったバケツを用意●!露出の少ない履物を履かせる●!子どもだけで花火をさせない妊娠中の感染症・母子感染を知っていますか?何らかの微生物(細菌・ウイルスなど)がお母さんから赤ちゃんに感染することを、「母子感染」と言います。風疹ウイルス・サイトメガロウイルス・B型肝炎ウイルス・トキソプラズマなどの微生物は、妊娠中や分娩中・産後にお母さんから赤ちゃんに感染して、病気を引き起こすことがあります。感染予防対策について、正しい知識を身に付けておくことが大切です。1妊娠中は家族、産後は自分にワクチンで予防しましょう!風疹・麻疹(はしか)・水痘(みずぼうそう)・流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)は、ワクチンで予防できます。ただし、妊娠中はワクチンを接種できません。特に風疹は、妊娠中に感染すると胎児に先天性風疹症候群を起こすことがあります。妊娠健康診査で風疹抗体を持っていない・抗体の値が低い場合は、同居の家族に麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)を接種してもらいましょう。2手をよく洗いましょう!食事の前は特にしっかり洗いましょう。調理時に生肉を扱う時・ガーデニングをする時・動物(猫など)のふんを処理する時などは使い捨て手袋を着け、終了後は丁寧に手を洗いましょう。4しっかり加熱したものを食べましょう!生肉(火を十分に通していない肉)・生ハム・サラミ・加熱していないチーズなどは感染の原因となる微生物が含まれていることがあります。妊娠中は食べないようにしましょう。生野菜はしっかり洗いましょう。■問い合わせ:保健センター母子保健グループ? 64-1039【赤ちゃんとお母さんの感染予防対策5カ条】※先天性風疹症候群…風疹ウイルスの胎内感染によって先天異常を起こす感染症。赤ちゃんに難聴・心疾患・白内障などの障がいがでる可能性があります3体液に注意!尿・唾液・体液などには感染の原因となる微生物が含まれていることがあります。お子さんのオムツ替えでも使い捨ての手袋を着けて処理するか、処理後は丁寧に手を洗うようにしましょう。また、歯ブラシの共用や食べ物の口移しはやめましょう。5人ごみは避けましょう!風疹・インフルエンザなどの飛沫(ひまつ)で感染する病気が流行している時は、人ごみは避け外出時にはマスクを着用しましょう。子どもはいろいろな感染症にかかりやすく、子どもを介して感染する場合もあります。特に熱や発疹のある子どもには注意しましょう。茨城県「妊婦さんの健康管理手帳」より抜粋平成28年8月前半号-6-