ブックタイトル広報 古河 2016年8月号 No.131
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広報 古河 2016年8月号 No.131
「心に寄り添う歌を」ルルさん(23歳・市内在住)『歌には人を元気にする力がある』とよくいわれています。また、実際に歌を聴いて元気が出たり励まされたりした経験がある人も多いのではないでしょうか。市内をはじめ各地でライブ活動を続けているルルさんは、明るく優しい歌声で多くの人いやを癒すシンガーソングライターです。歌手になるきっかけや活動についてうかがいました。ふと聴いた歌に涙して「人に喜んでもらうことが好き」というルルさんが本格的に歌の世界へ飛び込んだのは、高校3年生の夏休み。進路や人間関係でなみだ悩んでいたとき、ゆずの『雨と泪』という曲を聴いて励まされました。「歌を聴いて涙が出たのは、この時が初めてでした」と当時を振り返るルルさん。「自分もいつか、人の心に響くような歌い手になこころざりたい」と、歌手になることを志します。早朝の公園で発声練習を重ねては、ギターと手作りの看板を持ち歩き路上ライブを行う日々。活動当初はまばらだった聴衆は次第にあきら増え、「また聴かせてほしい」「夢を諦めるな、頑張れ」と声をかけてくれる人も増えていきました。1つの空間をお客さんと作り上げる高校卒業後は音楽の専門学校へ進学。発声方法や楽器の弾き方などを基礎から勉強し、技術に磨きをかけていきました。先生や仲間には東京で歌手になる道を勧められましたが「私の音楽活動の原点は古河」と、地元で頑張る決意をしました。現在は、道の駅まくらがの里こがでカフェスタッフとして働きながら、月に1度『ルルライブ』を開催。ルルさんが作り出すアットホームな雰囲気が、子どもからお年寄りまでひつ広く惹き付けます。特に心がけているのは来場者との距離感を縮めること。「ライブはお客さんと一緒に作り上げるもの。感想を聞きながら色々な話をうれして、『共感』できることが嬉しい」と一人ひとりとの交流を大切にしています。『ルル』に込められた感謝の思い▲6月14日、市議会開会前に行われた「議場コンサート」。満員の聴衆を笑顔にしました活動名の『ルル』の由来は、長年飼っていつらた愛犬の名前。「楽しいときも辛いときも、いつも私を見守ってくれました。そんな『ルル』に感謝の気持ちを込めて日々活動しています」と教えてくれました。だれ「音楽を通して誰かの支えになれるよう、心を込めて歌いたい」と目標を話すルルさん。夏の日差しに負けないまぶしい笑顔が印象的でした。さらなる活躍が楽しみです。14広報古河2016.8.1