ブックタイトル水戸商工会議所会報 2016年7月号 vol.657

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概要

水戸商工会議所会報 2016年7月号 vol.657

創立120周年記念事業実行委員会事業小委員会Ⅰ(委員長・大久保副会頭)では7月24日、千波公園西の谷で「西の谷プレーパーク」を開催するに当たり、大人・子どもとも参加者を募集している。?プレーパークとは別名「冒険遊び場」とも呼ばれる公園のことで「自分の責任で自由に遊ぶ」をモットーとしている。さまざまな制約を取り除くことで自由に遊べるが、その分「けがや事故は自分の責任で」ということ。既存の遊具を使用するわけではなく、たとえば、のこぎりやナタを使用して竹の伐採・加工・組み立てなどを行う予定。事前に行われた研修会では、大人たちが竹を割るのに満面の笑顔を浮かべていたのが印象的で、他都市で行われたプレーパークにおいて、子どもたちから「竹を切る・割るのが一番楽しかった」というアンケート回答が多かったのもうなずける。?大人も楽しい記事を書いている私自身、竹を割るのは生まれて初めての体験であり、研修会に参加した地域ビジョン委員会委員であるオケキ佛具の渡邉妙子さんは「子どもたちにこうした体験をさせるのは、私たちが果たすべき役割の一つ」と語っていた。また、葵建設工業の吉川毅さんは興奮気味に「僕たちが子どものころに体験した遊びの面白さを、今の子どもたちに伝えることは周年事業としてすばらしいことだと思う」と述べていた。?そうめんにスプーン?プレーパークは、子どもたちが自由に遊べる場所であり、大人があまり口を出さないということも大切な要因となっている。指導者であるプレーワーカーに言わせれば、大人が考えれば「こうした方がもっと効率的にできる」、「別の手法でやれば簡単なのに」という場合であっても、まずはやらせてみて、学習して次につなげることが大切だという。そのため、ここに掲載されている流しそうめんの写真でも、一番手前の子は手にスプーンを持っているが、誰も注意していない。水戸地区ではまだ浸透していないが、日本では、世田谷で羽根木プレーパークが誕生してから一気に広まっている。?食事も自分で同時に子ども食堂を開催予定で、これも子どもたちに体験させる方法で実施する。おむすびの素材であるご飯と具材を用意し、子どもたちにむすんでもらう。調理するのも食べるのも子どもたち自身ということになるわけで、こちらでも学びながら食事を楽しんでもらう。また、普段の公園では禁止されている火器使用についても、ブロックで養生し、マッチで火をおこしてソーセージを焼く体験が楽しめる。当日の主な予定・竹の伐採のこぎりを使用・流しそうめんナタを使用して竹を加工・組み立て・プール竹を組み立てて水遊び・水鉄砲ペットボトルまたは竹を加工して水鉄砲・シャボン玉・ティピー竹を加工して三角形のインディアンテントを組み立てる・木工体験・かき氷およびおむすび体験、炭おこし・ソーセージ(子ども限定・先着100人)問い合わせは、商工振興課まで。水戸商工会議所創立120周年記念事業自分の責任で自由に遊ぶ西の谷プレーパーク7月24日午前11時~午後3時・千波公園西の谷42016年7月No.657水戸商工会議所会報