ブックタイトル水戸商工会議所会報 2016年6月号 vol.656
- ページ
- 9/32
このページは 水戸商工会議所会報 2016年6月号 vol.656 の電子ブックに掲載されている9ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは 水戸商工会議所会報 2016年6月号 vol.656 の電子ブックに掲載されている9ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
水戸商工会議所会報 2016年6月号 vol.656
昨年実施した「水戸市スーパープレミアム商品券」事業におけるアンケート結果がまとまり、本来の目的である消費喚起につながった割合が4割、生活支援に使われた割合は6割の結果となった。いずれの場合でも、商品を購入する際に「追加して現金を支払った」と回答した人が2~3割あり、経済波及効果は約4億円と推察される。また、取扱店への調査結果から、商品券事業をビジネスチャンスとしてとらえ、販売促進活動を行った事業所では、6割が「売上が増加した」と答えており、同様に5割が「新規顧客獲得につながった」としている。販売促進活動をしなかった事業所でも4割が売上増加につながっており、商品券事業の影響が大きかったことを顕著に表している。あわせて、発売直後から10月末にかけての使用が多く、全体の64%※がこの期間に換金され、商品券事業に対する人気の高さがうかがえる。●商品券購入者からのアンケート有効回答数3,327通。男性33%女性67%(60歳以上41%)?商品券利用目的普段の生活に使った「生活支援」………………………………6割弱商品券がきっかけで商品などを購入した「消費喚起」………………4割強?利用した業種(複数回答あり)食品スーパー・総合スーパー…87%飲食店・食事……………………42%衣料品……………………………35%?現金を追加して購入したもの衣類・寝具………………………22%家電製品…………………………19%●取扱店からのアンケート結果回答数216通取扱店780事業所1,069店舗。?前年同時期比で売上増加したか……………………………はい50%・商品券事業で売上増加したか……………………………はい50%?高額商品の利用はあったか……………………………はい44%・販促活動したか……………はい35%・新規顧客獲得につながったか……………………………はい42%・商品券取扱時期(複数回答あり)・換金額割合月別取扱時期換金割合8~9月62%28%10月28%28%11月14%14%12月22%12%1~2月10%18%※10月末までに換金された割合は、全体の64%(11月2日の換金を含む)・販売促進活動による効果売上増加した割合新規顧客獲得につながった割合販促活動した事業所59%44%販促活動しなかった事業所49%29%?高額商品の具体例お釣りが出ないために追加して商品を購入した、食料品……………各11件ぜいたくランチ……………………10件衣料品………………………………9件商品全般……………………………7件ギフト用品…………………………5件家電品………………………………4件消費喚起目的で現金追加が3割強、生活支援目的でも2割強が現金を追加して商品を購入していることから、地元の消費喚起に大きく貢献したといえる。特に「当店で商品券使えます」などのDMを出すなど、販売促進活動を行った事業所には、大きな効果が感じられたようだ。また、購入者の9割がスーパーを利用し、現金を追加して購入した具体例としては「衣料・寝具」と「家電品」が多く、業種によっては、利用される割合に差が見られた。?商品券概要(詳細はホームページに掲載)千円券12枚を1万円で販売。※多子世帯・キッズカード・シニアカードの割引は、各8千円で販売発行数109,543セット。内、割引販売24,868セット。額面総額13億1,451万6千円。プレミアム額2億6,882万2千円。地区別取扱件店数会議所地区内822常澄43内原204今年度は、予算の関係から「プレミアム商品券事業」は実施しない。「消費喚起に使用」は4割販促した事業所の6割が売上増水戸市スーパープレミアム商品券アンケート結果まとまる7水戸商工会議所会報No.656 2016年6月