ブックタイトル広報みほ 2016年7月号 No.652

概要

広報みほ 2016年7月号 No.652

祝ＧⅠおめでとう美浦所属馬制覇！「第７６回皐月賞」ディーマジェスティ号二ノ宮敬宇調教師蛯名正義騎手島田明男厩務員４月１７日、中山競馬場（２０００ｍ芝コース）で行われた第７６回皐月賞において、美浦トレーニング・センター二ノ宮敬宇厩舎所属のディーマジェスティ号が優勝しました。スタートゲートは一番外側の１８番となったディーマジェスティ号は、レース序盤から集団の後方に控えて勝負どころまで力をためる展開。最終コーナー手前から徐々に前に位置取り、直線に入って一気にスパートすると先行集団を左側からすべて抜き去りゴール。見事に優勝を飾りました。担当の島田厩務員は、「賢くて余計なことをしない扱いやすい馬です。年明けから１回しかレースに出ていなかったので、フレッシュな状態で体調も上向きでした。ゴールの１００ｍ手前で勝利の確信を持てましたので、強い風のためにその後の表彰式を心配するくらい気持ちに余裕がありました。またリフレッシュしてスケールアップして秋に挑みたいです。」と語ってくれました。衝撃的な走りで大観衆を魅了したディーマジェスティ号の今後の活躍が楽しみですね。「第６６回安田記念」ロゴタイプ号６月５日、東京競馬場（１６００ｍ芝コース）で行われた第６６回安田記念にて、美浦トレーニング・センター田中剛厩舎所属のロゴタイプ号が優勝しました。スムーズなスタートから先頭に立ったロゴタイプ号は、軽快なフットワークで１マイルの道中を先頭のまま駆け抜けていく展開。最終コーナーを抜けて東京競馬場の長い直線に入ってもその足は緩まず、後続に競りかけさせない見事な走りでゴールまで先頭を譲らずに優勝しました。佐々木厩務員は、「これまでと変わりないが精神的にも肉体的にも古馬の体つきと精神状態になってきたと思います。レース前のパドックを回っていて、最初はのんびりしていたが徐々に気が入ってきたと感じました。自分としては逃げる展開になってほしいと思っていましたが、勝ってびっくりしました。３年以上空いての勝利だったので長かったなと。」と語ってくれました。これでＧⅠ３勝目となり、強いライバルたちを相手に実力を証明したロゴタイプ号。これからも素晴らしい走りを見せてくれるでしょう。田中剛調教師田辺裕信騎手佐々木悟厩務員5広報みほ平成２８年７月号