ブックタイトル広報 常総 2016年7月号 No.126

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概要

広報 常総 2016年7月号 No.126

10協定を取り交わした高杉徹市長と山形会長(右)観察会に集う参加者の皆さん設置された希望の灯り聴き入る参加者の皆さんタチスミレの観察会を開催復興を願いガス灯を設置災害発生時に無料の法律相談震災がつなぐネットワーク5月22日、菅生沼を考える会と県自然博物館が、絶滅危惧植物に指定されているタチスミレの観察会を開催しました。タチスミレは菅生沼を含め、関東(利根川流域)、九州南部など数か所でしか生息していない貴重な植物で、5月から6月にかけて白い花が咲きます。観察会には多くの市民らが参加。県自然博物館の担当者が説明するなか、タチスミレなどの植物の群生地を熱心に見て回りました。絶滅危惧植物を守るには、昔ながらの人と自然の関わりを継続すること、植生や地形の多様性を保全することが重要です。関東・東北豪雨災害からの復興を祈念して、このほど、ライオンズクラブ国際協会(333|E地区)が、市役所構内にガス灯「希望の灯??り」を設置しました。この灯りは、先の東日本震災の被災地である岩手県大おおつ槌ち町から分けてもらったもので、阪神・淡路大震災の被災地の兵庫県神戸市から全国の被災地に広がったものです。5月26日には、関連団体や大槌町ライオンズクラブの関係者も出席し、復興への願いを込めて点灯式が行われました。市と県弁護士会で、このほど災害時における法律相談業務に関する協定を結びました。県弁護士会は、昨年の関東・東北豪雨災害でも無料の法律相談会を開催し、市民のさまざまな相談に応じてきました。この協定は、災害時に迅速に法律相談を実施する環境を整え、災害対策への更なる充実強化を図るものです。市では、これまでにも飲料水の供給など35の災害協定を結んでいます。今後もあらゆる方面で各種の災害協定を結んでいきます。6月5日、本庁舎市民ホールで「移動寺子屋in常総市」が開催されました。この移動寺子屋は、関東・東北豪雨災害により被災したかたがたを支援する、震災がつなぐ全国ネットワークが主催したものです。当日は、市民、ボランティア団体、自治区長、大学生など約50人が参加し、当市の被害状況や水害制度、住宅修繕の問題などを取り上げ、意見交換やワークショップを行いました。「復興には、地域の皆さんの協力が必要です。率先して活動に参加することが大事」と参加者は熱く語っていました。