ブックタイトル広報つくば 2016年7月号 No.548

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広報つくば 2016年7月号 No.548

特集(ジオ通信筑波山地域のジオ話~蛇行河川と人々の暮らし~)広報つくば2016.7.1(平成28年)ジオ通信(第12回)大地を見る目を磨こう!~めざせ!筑波山地域ジオパーク~ジオパークは、科学的に貴重な、あるいは景観として美しい地形・地質などの「大地の遺産」を保護するとともに、教育、観光などに活用し、地域の持続可能な発展に寄与することを目的としています。なお、「ジオ」は「地球・大地」という意味があり、ジオパークは「大地の公園」ともいわれています。現在、つくば市は、筑波山周辺の5市(石岡市、笠間市、桜川市、土浦市、かすみがうら市)とともに、住む人にも訪れる人にも「みんなに愛される地域づくり」を目指して、ジオパークの活動を進めています。問ジオパーク推進室H「筑波山地域ジオパーク構想」で検索筑波山地域のジオ話~蛇行河川と人々の暮らし~筑波山地域には、筑波山や霞ヶ浦のほかにも魅力的なジオサイトが数多く存在しており、地域の防災・環境学習の場として活用されています。つくば市の西を流れる小貝川の中流域では、蛇行河川による土砂の運搬や堆積、削り込みがつくり出した旧河道、自然堤防とよばれる微高地、標高が低く水はけの悪い湿地帯(後背湿地や河跡沼など)を観察することができます。▲小貝川の旧河道である大曲▲絶滅が危惧されているチョウトンボ(左)とトウキョウダルマガエル(右)小貝湿地帯を利用した水田川自然堤防川口公園おおまがり大曲▲河跡沼を利用してつくられた川口公園蛇行河川は、洪水などの自然災害を生み出す一方で、多様性の高い生態系を生み出します。実際に、河跡沼を利用した上郷地区の川口公園周辺では、近年絶滅が危惧されている、湿地や里山の動植物が見られます。この地域に暮らす人々は、低湿地は水田に、自然堤防は集落や神社などに活用するなど、昔から自然と寄り添いながら生活してきました。上郷地区には、小貝川沿いでの水害や隣接する台地上での干害の歴史を今に伝える、神社や石碑などが残されています。このように本地域では、蛇行河川の地形・地質から、湿地や里山の生物生態系、水害などの自然災害、昔からの人々の営みまで、河川の恵みと脅威を多角的に学ぶことができます。かなむらわけいかづちじんじゃ金村別雷神社ふくらいばし福雷橋と水神宮の石碑▲雨乞い信仰が残る金村別雷神社▲水神宮の石碑▲沈水橋の面影を残す福雷橋竹園東中学校で筑波山地域ジオパーク出前授業実施!4月25日に竹園東中学校で、8年生を対象に筑波山地域ジオパーク出前授業を行いました。筑波山登山の前に、筑波山の自然を学ぶことを目的として行われたものです。筑波山地域ジオパーク推進協議会では、小・中学校などでの出前授業を通じて、本地域ならではの「大地の遺産」の価値を知ってもらう活動を進めています。出前授業を希望される学校は、お問い合わせください。つくば市の花・鳥・木▼ブランドスローガン?フックン船長?ツクツクつくば市政情報発信コンテンツ■つくば市広報タイム(ケーブルテレビ)■つくば市広報ステーション(ラジオFM)ホシザキユキノシタフクロウケヤキシンボルマーク?わたしのつくばを見つけよう。▲キャッチフレーズデジタル11チャンネルで1日5回放映7:30、10:30、12:30、18:00、20:00FM84.2メガヘルツで放送7:44~7:59、12:15~12:30(月)~(金)つくば市の人口人口229,451人(男115,975人、女113,476人)、世帯数99,645※平成28年6月1日現在★「広報つくば」は、ポスティングによって全世帯・全事業所に配布しています。★「広報つくば」は環境に配慮し、再生紙が配合された紙および大豆油インクを使用しています。色指定(CMYKカラー・1色の場合はベタ)C100+Y100