ブックタイトル広報さくらがわ 2016年7月1日号 No.259

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概要

広報さくらがわ 2016年7月1日号 No.259

俳句【桜川市岩瀬俳句会】髪切りて鏡の中の初夏の空三代みちよ真まっ新さらのスニーカーぬらす朝の露入山ひろ子牛の目に浮かぶ白雲夏の牧渡部千恵子作句より選句の疲れ日脚伸ぶ萩原きしの花束にリボンの長き母の日よ細谷充女白蝶や組みつほぐれつ中天へ小林啓治【茂山俳句会】鵜飼火の激しく焦がす水みな面もかな海老沢幸子転まろびつつ歩き初む児に夏兆す宮本芳江語りあふことも供養や沙羅の花鈴木ノブ子麦秋の火照りなほある夕べかな笠倉陽子草刈女指で確かむ研ぎ具合皆川一女利根川を渡れば故郷麦の秋宮本立男鎌研ぎの役任かされし麦の秋竹林てる水口にしかと根付きぬ余り苗海老沢静夫麦秋や金色の風吹き渡り塚本ゆき子植田早や根を張る力見せにけり鈴木つぎチクチクの芒のぎの記憶や麦の秋吉原京子畦をゆく子らの写れる植田かな松崎いま五月場所目線鋭き塵ちり手ちょうず水君島真理子ヤッホーと叫んでみたい緑かな大関くにつくば野は昔鬼怒川夏の雲金子弘毅病む姉に待たれてをりし花は葉に植竹ふみ坂道をのぼればホーム麦の秋吉原秀子故郷は今麦秋か地な震い五弱今井繁子父の世の看かん貫かん秤はか麦りの秋飯山昭短歌【岩瀬短歌会】若そこ干ばくの金にならずも転作の麦穂伸びゆく沢近き田に小林美瑳子満開のさくら仰ぎつ思ひをり孫住むパリにも桜あるらん萩原きしの鶯の初音ききつつ登り行く杉の木下を不動堂へと広沢日出子風のみち見よとばかりにまなかひを流るる白き松の花粉は瀧井幸子しあわせは自分の心が決めるという「相田みつを」に心ひかれる浜野和操さらさらと絹の雨ふる菜園に莢さや豌えん豆どうのみどりなお増す渡辺しな子友よりの石しゃく楠な花げねづき育ちたり紅こう紫しの色の鮮やかなりし泉三郎子らの手で作りし大き雪ダルマ今朝の陽ざしに片目なくせり飯田良江あすは穀こく雨うなれば望みの雨降りて五ご穀こく豊ほう穣じょうの夢広ごりぬ鈴木英雄五月晴れの山より吹き来る風清すがし素直になれる我になりたり浅賀順子ほろ苦きチョコの一つを口にして胸の小鬼をどうにか宥なだむ古賀澄どっぷりとあごまで湯船につかりおりひがな使いし両の手なでる榎戸正江窓の辺に榠かりん?の花を見上げをればニュースは伝ふ熊本の地な震い山田しげのおりおりに便り交わせる友ありて認知症予防と互いに励む石田守子山やま峡かいのそばやに独う活どの天ぷらを食めばシャキシャキ春の味する大久保富美江【一般投稿】千年の因縁受けて花開く浮世を彩る古代大蓮鈴木省一さくらがわ2016.7.115