ブックタイトルアクアワールド Sea遊 2016年7月 第30号
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アクアワールド Sea遊 2016年7月 第30号
水族館の仲間紹介バンドウイルカTursiops truncatusアマモとヨウジウオZostera marinaとSyngnathus schlegeli水族館で人気の「イルカ・アシカオーシャンライブ」で、可愛らしい動きと迫力のあるジャンプを披露しているバンドウイルカ。国内で最も多く飼育されているイルカの仲間です。熱帯から温帯の比較的暖かい地域に生息しており、体の色は全体的に灰色で細長い口先が特徴です。水中を上手に泳ぐために、胸鰭、背鰭、尾びれおんたいひろうしいくかわい鰭という3つの鰭があります。また体は水の抵こうりゅうせんけい抗が少ない流線型をしており、尾鰭を上下に動かすことで推進力を生み出し、その遊泳速ど度は時速50kmにも達します。当館で飼育しているバンドウイルカは、好奇しんおうせいじそくおよすいしんりょくほそながむなびれせびれ心旺盛で、トレーナーを見ると「かまって~」とばかりにお腹を見せながら寄ってくることもあります。ときには胸鰭や尾鰭を振ったり、ジャンプをしてアピールをしたりします。イルカたちの姿はショープール下のアクアらんいただホールでもご覧頂けます。もしかしたら皆さんのところに遊びに来るかもしれません。イルカたちにぜひ会いに来て下さいね。(海獣展示課松井寿子)よはくりょくひかくてきあたたちいきせいそくふくちさきもっとねったいとくちょうおていゆうえいそくこうきしょながさそうすゆうめいしょくぶつ海の中の植物というと、ワカメやコンブといっかいたいせつどうようねくきかたちかとくちょうくたのはらいかんかいた海藻が有名ですが、『海草』と呼ばれる植物もそうとおこさいなかまたねはんもかくばようじほそしあおあおりくじょういます。アマモはこの海草の仲間で、陸上の植物と同様に根・茎・葉があり、海の中ですが、花を咲かせ、種を作ります。アマモが繁茂する場所は「アマモ場」と呼ばれ、多くの生き物にとって大切な住み家となっています。アマモしかないように見える水槽でも、目を凝らしてみると、アマモの葉にそっくりなヨウジウオが隠れています。ヨウジウオはその名の通り、楊枝のように細長い体が特徴で、魚とは思えないようなユニークな形をしています。みなさんがよく知っているタツノオトシゴと同じ仲間の魚です。アマモの葉や根元の近くでじっとしながら、あたかもアマモになりきって、暮らしています。こうすることで敵すがたからも、エサとなるプランクトンからも、姿を隠すことができます。ご来館の際には、青々しいアマモとともに、アマモの間で生活するヨウジウオ探しをじっくり楽しんでみてください。てき(魚類展示課江美敦子)○6○