ブックタイトル広報みほ 2016年1月号 No646
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広報みほ 2016年1月号 No646
キッズカンパニーが納税に村制60周年記念美浦ステークス開催12月2日、「キッズカンパニー」社長である木原小学校6年生代表児童4名が村長室を訪れ、売上金の一部(14,669円)を村に寄付しました。「キッズカンパニー」は、木原小学校がキャリア教育の一環として取組んでいる活動で、今年で3年目を迎えます。6年生48名が4つの会社を設立し、村商工会青年部、村食生活改善推進員協議会、筑波銀行等、たくさんの「地域の大人」の協力を受けながら、産業文化フェスティバルでの食品販売を目指す会社経営の疑似体験を行いました。活動は4月からスタートし、企画、厳しい融資審査、材料栽培、商品開発、広報、製造、販売、そして売上の一部を「所得税」として納税(寄付)するまで。現実さながらの活動を、ときには涙しながら精一杯取組んだそうです。メンバーの投票で決まったという各社の社長は、はにかみながら活動の結果と感想を村長と教育長に報告しました。働き、お金を得ることの難しさと達成感、そして協力し合うことの大切さを学び、とても良い経験になったようでした。この経験が、将来に生かされるといいですね。12月13日、中山競馬場(千葉県船橋市)において、毎年恒例「美浦」の名前を冠したレース「美浦ステークス」が、今年は村制60周年を記念し、「美浦村制施行60周年記念美浦ステークス」として盛大に開催されました。今年も広報みほで観戦者を募集すると多数の応募が集まり、その中から幸運にも抽選で選ばれた村民の方々が当日レースを観戦しました。また、特設売場では村観光協会が美浦村産の農産物や水産加工品等を販売。競馬場を訪れたお客さんに美浦村のおいしい食べ物をPRしました。激戦のレースを制したのはレイヌドネージュ号。村から祝い品として、クリスタルトロフィーと米2俵が関係者(下記参照)に贈呈されました。◎優勝レイヌドネージュ号◇馬主有限会社サンデーレーシング◇調教師菊沢隆徳さん◇騎手石川裕紀人さん◇厩務員上原大海さん二番穂を残し田んぼに冬来たる矢原はつい冬の蜂よろよろよろと石だたみ宮崎きみ枝七ない彩ろの落葉踏みしめ一万歩松本秀子薄うすら氷いや人生いつも綱渡り松葉よしゐ木枯らしに背中押されて登校児中島輝子引っ越しの母ちゃんちゃんこ捨てられず田島早苗年とし用意一つ一つをこなしたし髙柳幸子晩秋のパリ悲しみやテロの渦木澤はしめ寒かんぎ菊くや空家の庭の片ほとり伊藤八千帆木の実落つ風のしわざか妖精か石毛恵美子虎もが落り笛ぶえ孤こしゅ愁う深むる里住ひ青野安佐子十二月の俳句(題当季雑詠)(五十音順)孫と一緒に野菊を摘んで歩く小道は秋の色伊藤葉子霜にあたらにゃ私と違い甘くないのが冬野菜高橋一歩野菊摘んでる婆さま達がいつか話の輪を作る武田かずお幼な友達野菊に重ね足が遠のく故さ郷と思う塚本夏雲孫に採りたて食べさせたいと爺が精出す野良仕事門脇悠美優し夜風が菊の香のせて運ぶ面影母恋慕小薗江久美汗を流して日頃の悩み忘れさせてる野良仕事関根秀子土を相手じゃけんかも無くて腹も立たない野良仕事篠原美千代耐えてこらえて再起の努力父の背に見た野菊道本橋清湖冬至近づき野菊の花は風に震えて年を越す磯西涼香肩の刺青スミレと野菊ひとの嫌がるろくでなし山口絋一郎風に揺られて紅さす黄菊狭さ庭にわ静かに冬支度下村松陽野にも里にも木枯らしすさぶ避難暮しに凍しみる風長谷川悦子夢を叶えたプロでの道が野球賭博で水の泡石戸葎華破れ傘でも情けを翳かざしゃ霜を忘れて薫る菊飯塚筑風池に写した野山の紅葉錦織り成す夢舞台上野八千代欲しいおもちゃをサンタにたのむ嘘も野心も無い寝顔山﨑笑子水木漫画の妖怪達も別れ惜しんだ野辺送り田島草実正調俚謡日和吟社題「野・菊」一字以上詠み込み有季無季随意みほ文芸5広報みほ平成28年1月号