ブックタイトル広報みほ 2016年1月号 No646
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広報みほ 2016年1月号 No646
3広報みほ平成28年1月号広報みほ平成28年1月号内閣府が11月に発表した7?9月期のGDP(国内総生産)によると、2期連続マイナス成長となり先行きが不透明な反面、民間消費が活発化して近年では最も高い伸び率となりました。しかし、中小企業や一般家庭における景況感が改善しているとは言い難く、実質的な景気回復にはまだまだ時間がかかるのではないかと思われます。一方で、明るい話題もありました。9月のラグビーワールドカップでは、日本代表が優勝候補の南アフリカ代表から試合終了間際に劇的な逆転トライで勝利し、日本代表に注目が集まる大会になりました。11月には国産初の小型ジェット旅客機MRJが初飛行に成功。日本の技術力を結集した性能で「世界の翼」を目指して欲しいものです。全国の町村では少子高齢化が進み、深刻な状況が続いています。しかし、先人たちが守ってきた伝統文化の継承や自然環境の保全は、私たちが担っていかねばなりません。魅力ある地域社会を継続していくためには、住民と行政が手を携え、主体的・自立的に施策を展開していくことが不可欠であり、それが基礎自治体たる美浦村の発展につながります。美浦村が誇る霞ヶ浦をはじめとする自然豊かな景観は、人々の心を癒し安らぎを与えてくれています。この素晴らしい環境を未来に繋いでいきましょう。村では4月に公営の電気事業を開始し、5月には美浦村村制施行60周年記念式典を皆さまのご協力をもって盛大に挙行することができました。11月には改正地域再生法に基づく本村の再生計画『人と自然が輝くまち美浦村再生計画』が国に認定されました。役場東部の国道125号線バイパス延伸に合わせ、沿道に物産館や子育て支援施設、高齢者の交流の場などを合わせた地域交流館(小さな拠点)の整備と民間商業施設の誘致を進めてまいります。人口が減少しても村民の生活が守られ、地域に住み続けられることを目指し、「美浦村に住んでみたい」「美浦村に住み続けたい」と思われるような、特色ある、魅力あふれる施策を実施していきたいと考えております。今後も「地域主権」の確立に向けて村民の皆さま自らが村づくりに参加され、「自分たちの村は自分たちで創り守る」を念頭に、ともに発展していくよう最大限努力してまいります。住民が主役の村政へのご支援ご協力を心よりお願い申し上げますと共に、皆さまのご健康とご多幸をお祈り申し上げ、年頭のごあいさつとさせていただきます。