ブックタイトル市報たかはぎ 2016年1月号 No.672

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概要

市報たかはぎ 2016年1月号 No.672

あけましておめでとうございます。皆様には、平成28年の清々しい新春をお健やかにお迎えのことと心からお慶び申し上げます。さて、昨年を振り返りますと、日本全国に大きな衝撃を与えた「消滅可能性都市」「人口減少社会」といった、いわゆる増田レポートに端を発し、国においては「まち・ひと・しごと創生本部」が設置され、地方創生への取り組みが大きく話題となった一年でありました。また、自然災害も多く発生し、県内においては常総市をはじめとする、県西地域に甚大な被害が発生しており、改めて自然の恐ろしさを感じるとともに、日頃の備えの重要性を実感したところであります。そのような状況の中、本市におきましても、国の地方創生と連動する形で、高萩市創生本部を2月24日に立ち上げるとともに、国の人的支援として4月、総務省より地方創生政策担当部長を招聘し、より具体的な高萩市の創生に向けた取り組みを始め、10月27日に、『高萩市創生総合戦略』を策定し、国へ提出を致しました。具体的には、本市の地域特性、魅力のPRと知名度向上のために、現在進めております、「花貫フルーツほおずき」などの、農作物の販路拡大や、ブランド化。また、一昨年から実施いたしております、子育て支援の充実など、既存事業の拡充の他、新規事業として創業支援による新しい雇用創出、Uターン者を主なターゲットとした移住政策、空き家等の利活用や公共交通の再編を軸とした人口減少・高齢化に対応したまちづくりであります。本市と致しましては、市民の方々・民間事業者の方々、さらには国・県、及び周辺自治体等と協力、連携をし、積極的かつ効果的に総合戦略に掲げた事業を実施して参りたいと考えております。一方で、東日本大震災により甚大な被害を受けた本市では、安全安心の確保に向けて、今日まで全力で復旧復興に邁進して参りました。最大の課題でありました市庁舎の再建につきましては、昨年12月に建設工事の請負業者が決定し、復興のシンボルとなる市庁舎の再建が本格的に始まることとなりました。完成は平成29年7月を予定しておりますが、現在、仮設庁舎は4棟に分散しているなど、市民の皆様にも大変ご不便をおかけしている事から、早期完成を目指し、進めて参りたいと考えております。なお、再建に係る財源につきましては、本市を含め、庁舎が被災した県内6自治体で総務省並びに復興庁に庁舎の再建に係る財政支援に関する要望活動等を行って参りましたところ、国の財政支援の引き上げをいただき、約2億5千6百万円上乗せをされる事となりました。また、市庁舎再建が真の復興のシンボルとなるためには、高萩市全体の活力を生み出していく事が重要となります。そのため、何よりも市民が元気になり、若者が結婚、子育てが安心してできる環境づくりが必要であると思います。人口減少に、どう歯止めをかけるのかを考えると、若者をひきつける魅力が不可欠であります。そこで、若者の流出阻止の一つとして、本市では昨年、男女の出会いの場を創出するための事業を3回開催し、趣味やものづくり等を通して9組のカップルが成立したとお聞きしております。引き続き、出会い、結婚、妊娠出産、子育ての4つのステージごとの総合的な支援策とともに、本年4月からは定住・移住メニューと組み合わせるような形で進めて参りたいと考えております。結びに、市長に就任しての2年間、高萩市が元気になるために、そして、高萩の創生に向けて、邁進して参りました。3年目となる本年も、「愛する郷土たかはぎ発展のために」、私の基本理念であります「責任ある行政」「市民の理解と協力」の実現に向けて、さらに、力強く、前へ進んでいくために、市民の皆様のより一層のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。今年一年が、皆様にとりまして、素晴らしい年になりますよう、ご祈念申し上げ年頭のごあいさつとさせていただきます。り地方創生政策担当部長を招聘し、より具体的な高萩市の創生に向けた取り組みを始め、10月27日に、『高萩庁舎の再建に係る財政支援に関参りましたところ、国の財政支「責任ある行政」・「市民の理解と協力」の実現へ高萩市長小田木真代2??????????????????????????