ブックタイトル広報しもつま 2016年1月号 vol.717
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広報しもつま 2016年1月号 vol.717
2年頭のあいさつ下妻市長稲葉本治明けましておめでとうございます市民の皆さまにおかれましては、健やかに平成28年の清々しい初春をお迎えのこととお慶び申し上げます。さて、昨年を振り返りますと、日経平均株価が一時15年ぶりに2万円台を回復、国産初のジェット旅客機が初飛行に成功、ラグビーワードールドカップでは日本代表が強豪南アフリカを破る大金星を挙げ、初の1大会3勝など、経済界・産業界・スポーツ界が希望や感動に沸いた話題があった一方で、新国立競技場の建設計画白紙撤回、東京五輪エンブレムの撤回・再公募、免震ゴムや杭打ち工事のデータ改ざんなど、世間を揺るがす大きな事件も多い年でありました。中でも、9月の関東・東北豪雨では、過去経験のない大雨が鬼怒川沿川に降り注ぎ、茨城県西南地区の流域市町では甚大な被害が発生いたしました。本市も、鬼怒川の越水により約260戸の家屋が床上・床下の浸水被害を受けたのをはじめ、農作物や農業施設、道路や公共施設などに大きな爪痕を残しました。完全復旧にはまだ時間と費用を費やさなければなりませんが、市民の皆さまが一刻も早く元どおりの生活が取り戻せるよう全力で取り組んでおります。今回の水害では多くのことも学びました。東日本大震災では本市も被災しましたが、水害では地震とは違った対応を強いられ、新たな課題等も発見され昨今「消滅可能性都市」が叫ばれるなど、将来予想がつきにくい中で、戦略的かつ慎重な市政運営が求められております。国においては人口減少克服と地方創生を目指し、「まち・ひと・しごと創生」が打ち出されました。本市におきましても、「下妻市に住んで良かった」「下妻市に住んでみたい」と言っていただけるよう積極的に地方創生に取り組み、「市民が下妻市に誇りを持ち、『下妻市民です』と言えるまちづくり」を目標に市政運営に取り組んでまいります。企業誘致につきましては、既存の工業団地が完売し、自動車関連をはじめとする優良企業の操業開始など順調な推移を見せ、雇用創出の拡大を図りました。今後も新たな工業用地の確保をはじめ、さらなる雇用の拡大を図ってまいります。また、砂沼を中心とした「砂沼周辺地区都市再生整備事業」を展開し、まちなかに元気を取り戻し、子どもからお年寄りまでみんなが集えるまちづくりを構築すべく、「健幸都市しもつま」をスローガンに、その中心となる砂沼エントランスおよび交流広場整備事業も進めております。そして、これからの市政運営にとって大切なことは、市の将来を見据えた総合的なデザインを描くことであると思っております。若者・女性・高齢者・障害者をはじめ、下妻市に暮らす人すべてが、広報しもつま2016.1