ブックタイトル市報なめがた 2016年1月号 No.125
- ページ
- 5/24
このページは 市報なめがた 2016年1月号 No.125 の電子ブックに掲載されている5ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは 市報なめがた 2016年1月号 No.125 の電子ブックに掲載されている5ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
市報なめがた 2016年1月号 No.125
NAMEGATA JAN.20165る機会がありました。耕してその土地を豊かにしていくというのは、輝かしい仕事だなと思いますよね。そこはぜひ誇りにして、茨城県と行方市をどんどん活性化してほしいなと思いますよね。市長そうですよね。生命の源を作る仕事っていうことは、やっぱり大きいですよね。我々もそういった形で頑張っていきたいと思うんです。永作若者たちを招致して、若者村をつくって、家族をつくって。そんな光景がまた見たいですね。市長それこそ地方創生の基本だと思います。◎今後の活動予定市長最近は、トークショーや舞台にも数多く出演していると聞いています。今度は主演で出演すると聞いていますが舞台ですか。永作平成28年ですけど、「頭痛肩こり樋口一葉」という作品で、樋口一葉さんを演じます。井上ひさしさんの原作なんですけれども、樋口一葉さんはすごく近眼だったらしく、それで頭痛も肩こりも疲労も大きかっただろうということらしいです。あと、長女だったがために、父が早くに亡くなってしまった後も家計を支えて大変だったといいます。そしてその時代には珍しく女流作家を目指していたとのことです。そういう意味で肩身の狭い思いも◎台北映画祭市長これまでたくさんの映画やドラマに出演され、2011年には第54回ブルーリボン賞や第35回アカデミー賞を受賞しています。今年は台湾の方以外では初めて、「さいはてにて」で台北映画祭を受賞されましたね。おめでとうございます。永作ありがとうございます。最優秀主演女優賞をいただきました。まさか、違う国で賞をいただけるとは思っていなかったので、私もびっくりしました。監督が台湾の方だったので、台湾の賞レースにも出したようなんですけどね。市長こういった賞を数々受けられるという事は、自分なりに何かありますか。永作地に足の着いたこの大地で育ったのが大きいのではないでしょうか。この土地の野菜を食べ、米を食べ、水を飲み、大きくなりましたからね。市長そうですね。私もそうでしたね。そういう物がベースとしてあるという事が一番大切なのかなと思いますよね。◎地域活性化永作今回のなめがたファーマーズヴィレッジで、また農業について考えあっただろうということで、ちょっと皮肉がかった笑えるブラックジョークのようなタイトルをつけたのだと思います。今回の舞台も、明治時代の女性の群像劇のような、かなりユーモラスなお話になっています。◎平成28年の抱負市長平成28年のお仕事ですけれども、どういうことを気にかけて、どういう気持ちで取り組んでいこうと思っていますか。永作縁があってこのお仕事に就いていると思うので、その縁を大切にし、それをもっともっと大切に掘り下げて、新しい人間を目指していけたらなと思います。それでみなさんに楽しんでいただくことが、心の活性化にもなると思っています。また、行方の野菜を食べていただいて、みんなでぜひ体を養っていただきたいと思います。◎メッセージ市長なめがた大使としてでも、女優としてでも、地元出身としてでも結構ですので、市民に向けてメッセージをお願いします。永作なめがたファーマーズヴィレッジには、ぜひ足を運んでいただきたいなと思いますね。東京にいる私にとっては、この広大な土地が本当に気持ちいいなと思います。工場見学も体験型ミュージアムも仕事について行方市民へのメッセージおもしろいと思います。遠足なんかで、きっとみんなでにぎわうんだろうなとちょっと想像しちゃいました。あと、「焼き右衛門」の声もさせていただいています。ぜひミュージアムの中に入って、「焼き右衛門」からやきいもの歴史を学んでいただけたらなと思います。◎おわりに市長市長として、市民や市外の方に向けての発信力が必要だと思っています。「行方」が読めなくても覚えていただくことはできると思うんです。なめがたファーマーズヴィレッジはもちろん、自分たちが育ってきた畑や田んぼや水や空気とかを、いろいろな所にどんどん発信したいと思っています。永作農業に関しては、しぼんできていると思いますので、すごいプロジェクトだと思いますね。市長そうですね。情報を発信していかないと、外の人はなかなか覚えてくれませんから、地道に地道に続けることですね。永作そうなんですよね。浸透するまでには、やはり努力と時間が必要ですよね。そこに負けてはいけないところですね。市長そのとおりです。そのためには心折れずに、まっすぐまっすぐ進んでいこうかと思います。今日は、本当に大変貴重な時間をいただきまして、ありがとうございました。