ブックタイトルジオパークってなに?-常陸太田の大地の恵み-
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ジオパークってなに?-常陸太田の大地の恵み-
カンブリア紀とは?日本の最地古層今、私たちが暮らしているのは、「新生代」と呼ばれる、ほ乳類の時代です。ティラノサウルスなどの恐竜が生息していた時代は約2億年前の「中生代」といいます。その恐竜の時代よりも更に古い時代を、「古生代」といいます。「カンブリア紀」は、その古生代をさらに分けた中で、最も古い約5億4000万年前? 4億9000万年前までの年代をいいます。地球に生命が誕生したのは約35億年前と言われています。ただ生物といってもバクテリアなどの微生物で、この時代が長く続いていました。そして「カンブリア紀」になると一気に生物の種類が増え、三葉虫やサンゴのほか、右下のイラストのようなさまざまな生物が爆発的に出現しました。「カンブリア紀」最大の生物はアノマロカリスで、体長は約60cm、最大で200cmにも及ぶ化石も見つかっています。このように今の生物とは全く異なる体を持った生物がたくさんいたと考えられています。常陸太田市と日立市にまたがる「日立変成岩地域」の地層は、この時代から続く地層で日本最古といわれています。新生代中生代古生代第四紀新第三紀古第三紀白亜紀ジュラ紀三畳紀(トリアス紀)ペルム紀(二畳紀)石炭紀デボン紀シルル紀オルドビス紀カンブリア紀先カンブリア時代単位:百万年02.5923.066.0145.0201.2252.2298.9358.9419.2443.8485.4541.04500出典:Geologic Time Scale 201226