ブックタイトルジオパークってなに?-常陸太田の大地の恵み-

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概要

ジオパークってなに?-常陸太田の大地の恵み-

にほんさいこのちそう日本最古の地層日本の最地古層もみやがわ常陸太田市長谷町の茂宮川や町屋町のめじまがわ梅島川の最上流部には、日本最古の地層(赤沢層)があります。このあたりの常陸太田市と日立市にまたがる日立変成岩地域には、日本列島がまだ大陸の一部であった頃の地層が見られます。最も古いものは、約5億年前の“カンブリア紀”(? P.26)とよばれる時代のものです。日本列島が誕生する前からの長い歴史をイメージしてみてください。日本最古の地層に行ってみよう!にしどうひら常陸太田市の西堂平と町屋では最古の地層が見られます。にしどうひら○西堂平常陸太田市長谷町の林道を進んで行った地図上★付近には、約5億年前のカンブリア紀に堆積した地層が見られます。現在、日本で確認されている年代としては最古の年代のものです。そこまでの林道脇には、約1億5千万年はくあき前の白亜紀の地層が見られます。こちらは筋の入った地層ですが、その中にも5億年前の石が入り込んでいるとされています。また、手前の(地図上★)付近では、コートランド岩という火成岩が見られます。コートランド岩は全国でも珍しい緑色をしている石で、硬くて重い岩石です。にしどうひら西堂平ルートN至田渡町グランドスラムC.C.至高貫町日本最古の地層長谷町コートランド岩300m24