ブックタイトル神栖市市制施行10周年記念市勢要覧2015 コンセプトブック

ページ
50/62

このページは 神栖市市制施行10周年記念市勢要覧2015 コンセプトブック の電子ブックに掲載されている50ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

神栖市市制施行10周年記念市勢要覧2015 コンセプトブック

神栖CONCEPT BOOK 46神栖CONCEPT BOOK 46古からの贈り物神話の時代、神様を乗せた船が辿り着いた港、そこが神栖でした。今より海抜が数メートル高かった縄文の時代、海と陸の境界で私たちの祖先は生を謳歌していました。ここに今も息づく古からの贈り物、あなたは感じることができますか?神栖の歩みKAMI-Story山本家住宅18世紀前半に造られたと思われる地引網漁の網元の家。曲がり屋形式の寄棟造りで茅葺の屋根。土間の奥にオダヤと呼ばれる板の間がある、神栖、外房ではよく見られた造りです。ただし土間の部分が折れ曲がっている曲がり屋は、東北地方の馬小屋を兼用する農家では多くみられますが、漁家では非常に珍しく、また保存状態も良好なため国の重要文化財に指定されています。漁家で重要文化財に指定されているものは、全国でも数カ所しかありません。名主も務めた名家だけあって部屋数も多く、かまどやいろりが当時のにぎやかな生活を想像させます。茅葺の屋根は大きくせり出していて、風格が感じられます。東日本大震災の津波で床上85センチまで浸水し、土壁は削られ建具は流されましたが、なんとか倒壊せずにすみました。現在は修復され、昔の姿を取り戻しています。来自古代的礼物神栖市的文化? ?介?Presents from the pastHere is an introduction to the historyand cultural properties of Kamisu.いにしえ