ブックタイトル神栖市市制施行10周年記念市勢要覧2015 コンセプトブック
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神栖市市制施行10周年記念市勢要覧2015 コンセプトブック
神栖CONCEPT BOOK 42長谷川私は皆さんと違い神栖市で生まれ育ちました。改めて地域の魅力をあげるなら、住民の結びつきの強さです。東日本大震災のとき、神栖市は復興が早く進みましたが、それは住民同士が協力し、地域ぐるみで助け合ったからです。私は丸一日会社から帰れなかったのですが、高齢の両親を近所の方が気遣ってくださり、家族はコミュニティセンターに避難して無事でした。今でも近所付き合いが残っている地域だからこそ、安心して住めるのだと思います。地域の交流の中で自分らしい暮らしを満喫??現在、どのような毎日を過ごしていますか?飯塚子育てに余裕ができた頃から公民館講座でフラダンスを習い始め、7年になります。3年前から東京まで習いに行くようになりました。市の講座でフラダンスと出会えたので、今度は市に恩返しするつもりで人材バンクに登録し、親子向けに教え始めました。それから、私は健康に関わる仕事をしていることもあり、神栖市の「健康都市宣言」ののぼりを見るたびに共感を覚えます。ただ、健康づくりに励むお年寄りの中には、みんなで集まる機会がなく寂しい思いをしている方もいるようです。そういう方々も一緒に、地域の子どもたちとも触れ合って、みんなが幸せになれる時間を過ごせるといいですよね。それには、やはり市の講座を利用するのが最適だと考えています。大本私は子ども2人がサッカー少年団に入っているので、土日は応援に駆けつけます。神栖市にはボランティアでコーチや審判に名乗りを上げる保護者がたくさんいますし、大会のときは力を合わせてコート設営や運営をします。サッカーだけでなく、バスケット、剣道、柔道などいろいろな少年団があり、競技の枠を超えた行事も行われています。こういう組織が40年も維持されてきたのは素晴らしく、地域ぐるみで子どもを育てる土台ができていると感じます。長谷川小学校のグラウンドや体育館の開放率が高く、私も子どもの頃は休日もせっせと通って遊んでいました。少年団だけでなく、PTAや実業団のチームも来たりします。大本もう一つ、地域コミュニティ協議会の活動を通して地域の方と知り合えるのがよろこびです。また、私自身が児童館に通って子育てを助けていただいたので、同じように新しく神栖市に来たお母さん方の手助けをしたいと思い児童館で働き始めました。「神栖市に来て良かった」と言ってもらえるのが一番の励みです。安木神栖市は転勤で引っ越してくる方が多いので、新しく来た方を当たり前に受け入れるやさしさがありますよね。私も助けられました。長谷川仕事中心の毎日ですが、休日は子どもと接するなかでお金のありがたみや交通安全など、いろいろ教えるよう心がけています。