ブックタイトル神栖市市制施行10周年記念市勢要覧2015 コンセプトブック

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概要

神栖市市制施行10周年記念市勢要覧2015 コンセプトブック

スポーツ王国19ホームタウン神栖―神栖市の住み心地は?鹿島アントラーズに加入してから、海外でプレーした時期を除いてずっと鹿行地域に住んでいます。私にとって地元といえばここですし、一番思い入れの強いまちですね。神栖市の皆さんは人柄が温かく、「試合を見ましたよ」と気軽に声をかけてくれる人がたくさんいて、まさに「ホームタウン」を実感できます。皆さんはまちのあちこちで選手に会うのに慣れていて、本当にさりげなく気持ち良く接してくれます。ですから、住み心地はとてもいいですね。―神栖市で好きな場所やよく行く場所は?神栖市には知り合いがたくさんいて、地元の飲食店で食事をする機会も多いですし、神栖市役所へもよく行きますよ。それから、神ごう之の池いけ緑地の花火大会や波崎海水浴場の花火大会は毎年楽しみにしています。また、最近子どもが生まれて、家族で神栖中央公園をよく散歩するのですが、子育て環境にも恵まれているなと感じるようになりました。―ホームタウン事業を通して感じることは?サッカークリニックに参加したり、神栖市を含む鹿行地域のさまざまなイベントに呼んでいただいたりして、幅広く地域とふれあうなかで鹿島アントラーズを知ってもらうための活動をしています。神栖市の子どもたちはとても元気で、選手が小学校を訪問すると本当に喜んでくれます。子どもたちの笑顔は選手の励みとなりますので、地域に密着した活動を続け、これからも良い関係を築いていきたいと思います。―スポーツを通して地域住民に伝えたいことは?皆さんがスポーツを通して健康になることが地域の活性化につながると思いますので、サッカーありきではなく、まずは運動をすることの大切さ、汗を流すことの気持ち良さを知ってほしいと考えています。そのなかで鹿島アントラーズの魅力を伝え、地域に愛されるクラブとなることが一番の願いです。―海外のホームタウンとの違いは?サッカーのホームタウン制は、ヨーロッパでは100年の歴史がありますが、まだ日本はJリーグが発足して22年しか経っていません。その分、サッカー熱に差があるのは事実です。例えば、以前所属していたバーゼル(スイス)では、サッカースタジアムの横に芝生のグラウンドが10面ほどあり、大勢の人がスポーツを楽しんでいました。また、スタジアムの中にショッピングセンターやホテルが入っていて、そこを行き交う住民のすぐ横で選手たちが練習をしています。日常的に選手と会う機会が多いので、いざ試合となると熱い応援につながるわけです。鹿島アントラーズも立派なスタジアムがありますので、いま以上に有効活用し、試合のときはスタンドがいっぱいになるような関係づくりをしていきたいと思います。―地域住民がホームタウンを楽しむコツは?日常的に選手と接することができるのは、ホームタウンの特権でしょう。よく応援に来てくれる方の顔は、選手も覚えています。気軽に来て、遠慮せずに声をかけてください。また、カシマサッカースタジアムはグラウンドとスタンドが近いので、試合がよく見えて迫力満点です。前の方の席なら、選手の表情が見えるし声も聞こえます。サポーターの声量もライブで聞くと全然違いまから、ぜひ一度スタジアムに来て、肌で感じてもらえるとうれしいですね。それから、コンコースでもイベントが開かれていて、神栖市からも出店してくれています。そうしたことも含めて、スタジアムはいろいろな形で楽しめる場所です。―最後にホームタウンの皆さんにメッセージをお願いします。皆さんとの交流を広げ、さまざまなかたちで鹿島アントラーズから地域に還元していけるよう頑張っていきますので、これからも応援をよろしくお願いします。(平成27年5月8日於:鹿島アントラーズクラブハウス)CKASHIMA ANTLERS神栖市は鹿島アントラーズのホームタウンの一つ。鹿嶋市・潮来市・鉾田市・行方市とともに形成される鹿行地域がホームタウンです。日常的に選手と接するなど、クラブと地域社会の交流が盛んです。