ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

第2次五霞町障害者計画

2.計画の基本目標基本理念「ノーマライゼーション社会の実現」を具現化するため、次にあげる6つの基本目標を定め、障害者施策を推進します。1理解と参加による福祉の推進(基本目標1)障害についての理解を深め、福祉の心を育んでいくことは「ノーマライゼーション社会の実現」という基本理念を実現するための第一歩として必要なことです。障害の有無にかかわらず、支え合い、助け合いのない社会で、一人で生きていくことは出来ません。特に、災害時や犯罪からの安全を確保し、安心した地域生活を営んでいくためには、「共助」が必要不可欠です。このため、障害に関する情報提供や福祉教育の実践等を通じて障害に対する理解を深め、ボランティア活動を活発化させます。2自立した生活を応援するサービスの充実(基本目標2)障害のある人の悩みや要望、提案等の声を聞き、ニーズを的確に把握しながら、サービス提供主体の確保及び質の向上を図るとともに、生涯を通じて一貫したきめ細かな支援ができるよう、関係機関及び関係分野の総合的な連携のもとでの包括的な支援体制の充実に努め、地域で安心して暮らしていくことのできる地域社会づくりを目指します。特に、障害者総合支援法に基づくサービスの基盤整備とサービス内容の充実を図るとともに、不足しているサービスについても柔軟に対応できるような支援体制づくりに努めます。3ともに学びともに育つ地域づくり(基本目標3)障害のある子どもが、もてる能力を十分に発揮し自立を目指すためには、発達の遅れや障害を早期に発見し、早期療育につなげていくことが重要になっています。平成24年度の児童福祉法の改正により、児童発達支援事業や放課後等デイサービス事業、保育所等訪問支援事業の通所支援と入所支援の制度に障害のある子どもにおける福祉サービスが一元化されました。そのため、一人ひとりの障害の状態に対応した教育、育成支援を図り、人生のそれぞれの段階に応じた切れ目のない、一貫した支援体制を構築します。4雇用と就労支援の充実(基本目標4)障害のある人が就労するに当たっては、事業主や職場の理解が求められています。障害のある人の就労に向け、就労支援事業及び就労継続支援事業等の利用とともに、周囲の障害特性の理解や、新たな雇用開拓、職場定着等の体制整備が必要になっています。そのため、関係機関との連携を図りながら、障害のある人の一般就労に向けた取り組みや障害者総合支援法に基づく就労支援サービスの提供体制の確保に努めます。5継続的な保健・医療サービスの充実(基本目標5)障害には、生活習慣病等の疾病が原因となる場合も少なくありません。疾病の予防においては、各種健康診査や健康教育等を通じて疾病の早期発見を推進し、疾病が39