ブックタイトル第4期五霞町障害福祉計画

概要

第4期五霞町障害福祉計画

第３章基本理念１．基本理念本町では、これまで、「ノーマライゼーション社会の実現」を基本理念として、障害の有無にかかわらず、お互いに個性を尊重し、支え合いながら、一人ひとりが地域社会の一員として心豊かに暮らすことができる共生のまちを目指してきました。平成27年３月に策定した「第２次五霞町障害者計画」でも、これまでの計画の理念を引き継ぎ、障害のある人が、個々の個性やニーズにあったサービスを主体的に選択しながら生活し、あらゆる機会に参画できる社会を目指すことにしています。また、障害による日常生活や社会参加の困難さを、障害のある人の問題としてとらえるのではなく、学校や職場、地域社会など環境との関係から生じるものととらえ、すべての町民が相互に理解し、積極的に関わり合いながら、人生に希望や喜びを感じ、安心して暮らすことができるまちの実現を目指しています。本計画でも、このような「第２次五霞町障害者計画」の理念に基づき、計画の推進を図ります。【ノーマライゼーション社会】どのような障害があっても、障害のない人と同じように生活できる社会が本来の社会の姿であるという考え方。２．計画の視点本計画においては、「第２次五霞町障害者計画」の基本理念や基本目標との調和に配慮しつつ、以下の３つの基本的な視点において計画を推進します。1障害のある人の自己決定と自己選択の尊重障害の有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重する共生社会を実現するため、障害のある人等が障害福祉サービスその他の支援を受けながら、自立と社会参加を図ることを基本とし、障害福祉サービス及び相談支援並びに地域生活支援事業の提供体制の整備を進めます。2障害に係る制度の一元化町や社会福祉法人、医療法人、企業、組合、ＮＰＯ、個人等、地域の福祉資源が協力して、身体障害、知的障害、精神障害の多面的なサービスを提供します。さらに、難病等を患っている人が、身体障害者手帳の有無に関わらず、障害福祉サービス、相談支援等の利用ができるようにします。37