ブックタイトル五霞町子ども・子育て支援事業計画

概要

五霞町子ども・子育て支援事業計画

第６章計画の推進体制1地域で支える協働体制づくり社会のあらゆる分野における人々が、父母その他の保護者が子育てについての第一義的責任を有しているということを前提としつつ、すべての子どもの健やかな成長を実現するという社会全体の目的を共有し、子どもの育ち、子育て支援の重要性に対する関心と理解を深め、各々の役割を果たすことが重要です。1行政の役割行政は、相互に連携を図り、各役割において子育て支援を総合的に推進する必要があります。特に、「子ども・子育て支援新制度」の実施主体として、すべての子どもに良質な成育環境を保障するため、それぞれの家庭や子どもの状況に応じ、妊娠・出産期から切れ目のない支援を行うことが必要です。また、子育てに孤立感や不安感を感じている保護者が多いこと等を踏まえ、それぞれの子育て家庭の状況に応じ、子育ての安心感や充実感を得られるような親子同士の交流の場づくり、子育て相談や情報提供を行うことも必要です。2事業主の役割子育て中の就労者が男女を問わず子育てに向き合えるよう、職場全体の長時間労働の是正、就労者本人の希望に応じた育児休業や短時間勤務を取得しやすい環境づくりに努める必要があります。また、職場復帰支援等により就労者のワーク・ライフ・バランス（仕事と子育ての両立）が図られるよう雇用環境の整備を行うことも必要です。3地域の役割子どもの見守りや様々な子どもや子育て家庭を対象とした事業に積極的に関わりを持ち、ボランティア活動、ＮＰＯ活動等への参加の拡大を図る必要があります。4家庭（保護者）の役割父母その他の保護者は、子育てについての第一義的責任を有するということ、また家庭は教育の原点であり、出発点であるとの認識のもと、子どもに限りのない愛情を注ぎ、その存在に感謝し、日々成長する子どもの姿に感動して、保護者として成長していくことが必要です。また、家庭の中のみならず、保護者同士や地域の人々とつながりを持ち、地域社会に参画し、連携し、地域の子育て支援に役割を果たす必要もあります。66