ブックタイトル五霞町子ども・子育て支援事業計画

概要

五霞町子ども・子育て支援事業計画

４要保護児童へのきめ細かな支援児童虐待については、日々、新聞、テレビ等マスコミが報道するなど、深刻な社会問題となっています。子どもを含む全ての人の人権が尊重される環境づくりが必要であり、そのような環境づくりを目指すためにも、児童虐待をはじめ子どもの人権を侵害する行為が無くなるよう取り組みを強化することが重要です。今後も保健・福祉・医療・教育・警察など関係機関等との連携による児童虐待防止ネットワークを一層充実し、虐待の未然防止、早期発見と迅速な対応することで、児童虐待がないまちづくりを目指す必要があります。また近年、離婚等を理由としたひとり親家庭は増加傾向にあります。ひとり親家庭は、日常生活全般にわたる対応をひとりでしていかなければならないため、精神的負担や経済面で負担を感じている人が多くなっています。ひとり親家庭が安心して子育てができるよう、きめ細かな福祉サービスの展開と自立・就業支援を重視しながら、総合的な対策を推進する必要があります。さらに、障害のある子どもの可能性を最大限に伸ばし、将来社会人として自立していけるようにするためには、障害や能力適性に応じた療育の場を提供することが求められています。障害のある子どもに対する早期療育については、家庭の果たす役割は大きく、保護者に対する支援体制の整備は重要な課題です。家庭への相談を通じた情報提供に加え、家族の負担を軽減するための療育体制づくりが必要となります。【主な施策・事業】施策・事業名具体的な取り組み内容主な担当課子どもの人権の啓発児童虐待防止の啓発児童虐待の早期発見と予防境・五霞要保護児童対策地域協議会による児童虐待ネットワークの推進不登校やいじめ等への対応講演会、広報紙、パンフレットの作成、人権週間にあわせて、町民を対象に、子どもの人権を含めた人権に関する意識の啓発に努めます。町民に対して、児童虐待についての知識の普及を図るとともに、早期発見のための通報への協力を呼びかけます。健康相談、健康診査、各種訪問事業等あらゆる機会を通して、育児困難家庭や児童虐待の早期発見に努め、関係機関と連携した支援を行います。要保護児童対策地域協議会において、関係各課・機関との情報交換により、児童虐待の早期発見、防止、援助活動及び啓発活動を行います。不登校等の児童生徒については、児童生徒や保護者に対するスクールカウンセラー等を活用した相談活動の充実を図るとともに、情報交換・検討会を実施し、早期の対応に努めます。また、複雑化する問題に対応するため、必要に応じて筑西児童相談所等関係機関との連携を強化し、早期の適切な対応に努めます。教育委員会健康福祉課健康福祉課健康福祉課教育委員会健康福祉課64