ブックタイトル茨城県広報紙 ひばり 2015年2月号
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茨城県広報紙 ひばり 2015年2月号
危険ドラッグとは?「合法ハーブ」、「アロマ」、「バスソルト」などと称して販売されており、吸引や経口などにより摂取すると、中枢神経系の興奮や幻覚などの作用をもたらします。危険ドラッグに含まれる、このような症状を起こす成分は、指定薬物として1,437物質(H27.1.5時点)が規制されています。どんなふうに危険なの?体内に摂取すると、意識障害や嘔吐(おうと)、けいれん、錯乱、呼吸困難などを起こし、救急搬送される事例も多く報告されています。覚醒剤や麻薬などの規制薬物よりも、危険な物質が含まれていることがあります。一度だけなら使っても大丈夫?たった一度の使用でも、死につながる危険があります。また、脳を刺激して興奮・鎮静・幻覚などの作用をもたらすので、「一度だけ」のつもりでも、再び同じ感覚を味わいたくなり、繰り返し手を出してしまいます。持っているだけでもダメなの?危険ドラックの一例(植物片)指定薬物を製造、輸入、販売、授与、所持、購入、譲り受け、使用することは法律で禁止されています。これらに違反した者は、3年以下の懲役もしくは300万円以下の罰金、またはそのどちらも科せられます。依然として深刻な状況が続いています。後を絶たないばかりか、乱用者が死亡する事例が急増するなど、危険ドラッグの乱用による、健康被害や事件・事故などが「ダメ。ゼッタイ。」(公財)麻薬・覚せい剤乱用防止センター危険ドラッグは8 9H24危険ドラッグに係る事件数・検挙人員・死亡者数とも大幅に増加!危険ドラッグに係る死亡者数(全国)危険ドラッグに係る検挙状況(全国)(人)(件、人)120111800100700600805006040200H2520017611210011 8 10 6 6 5 761250H26*(年)H21 H22 H23 H24 H25 H26*(年)(*H26年:11月末時点)「合法」などといった言葉に惑わされず、危険ドラッグは「買わない」「使わない」「かかわらない」を徹底してください。また、怪しい店などを見つけたら、最寄りの保健所400300または県薬務課まで情報提供をお願いします。事件数検挙人員725622薬物治療専門家のコメント県立こころの医療センターめぐみ中村惠副院長最近の危険ドラッグは、毒性が強くなっているとともに、何が入っているか分からないため、予測できないさまざまな症状が出ています。そのため、適切な治療が難しく、社会復帰に時間がかかるケースが増えています。やめたいけどやめられない場合など、当院の薬物専門外来にご相談ください。県薬務課?029(301)3388「茨城県薬務課」で検索。またはQRコードからアクセス?0296(77)11514