ブックタイトル広報かすみがうら 2015年1月号 No.118

ページ
2/20

このページは 広報かすみがうら 2015年1月号 No.118 の電子ブックに掲載されている2ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

広報かすみがうら 2015年1月号 No.118

2かすみがうらかすみがうら市長坪井透魅力あるまちづくりに向けて新年明けましておめでとうございます。輝かしい新春を皆様と迎えられましたことを心からお喜び申し上げます。日頃より、かすみがうら市政に対する温かいご支援とご協力を賜り、深く感謝を申し上げます。市政運営にあたりましては、市民の皆様に十分なご理解をいただく努力を尽くし、公約に掲げた政策を実行してまいりたいと考えております。本市が急速に変化する社会に的確に対応するためには、市民の皆様と行政がそれぞれに対話と協働のまちづくりに取り組むことが重要であり、それにより魅力あるまちづくりが進むものと考えております。そんな中、国では少子高齢化の進展に適切に対応し、人口の減少に歯止めをかけるとともに、東京への人口の過度の集中を是正し、それぞれの地域で住みよい環境を確保し、将来にわたって活力ある日本社会を維持することを目的として、「まち・ひと・しごと創生本部」を設置し、様々な施策を総合的かつ計画的に実施していくとしております。私は、国の動向を踏まえ、市の活性化への足掛かりとすべく、3つの政策を進めてまいりたいと考えております。一つ目は、企業誘致による地域雇用の創出です。人口の減少に歯止めをかけるためには、都会への若者の流出を食い止めることが大切であり、その大きな要因となるのが、地域における経済的安定です。その経済的安定を実現するため、私が先頭に立ち、積極的にトップセールスに努めるとともに、税制、規制緩和、まちづくりを組み合わせた戦略的な企業誘致を促進し、地域雇用の創出につなげてまいりたいと考えております。二つ目は、地域ビジネスの展開と新たな産業の創出です。本市においても、農業・漁業の担い手不足や耕作放棄地の拡大は、深刻な状況となっており、次世代を担う子どもたちに農水産業を継承していくためには、魅力ある農水産業を創造する必要があります。第6次産業の創出をはじめ、農業特区などを活用した農地の集約化や高品質で、かつ安全性の高い農産物や加工品を地域ブランドとして確立させ、販路を拡大するなど、魅力ある農水産業の確立を目指してまいります。三つ目は、少子化対策の強化です。本市の人口も年々減少傾向にあり、この現象に歯止めをかけるためにも、少子化対策の強化は急務となっております。ライフステージおよび地域の実情に合った施策の展開などによる出生率の向上や地域の雇用創出、地域コミュニティの活性化を図り、若者や子育て世代らの移住促進に努め、人口の減少緩和につなげてまいりたいと考えております。このほかにも、学校統合、JR神立駅西口整備に伴う道路網整備、保育所民営化など様々な事業に、市民の皆様との対話による合意形成を図りながら、着実に取り組んでまいりますので、市民の皆様方のより一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。結びに、かすみがうら市の限りない発展と、市民の皆様にとりまして、本年がすばらしい年になりますことを心からご祈念申し上げ、年頭にあたりましての挨拶といたします。新春のあいさつ