ブックタイトル広報かさま 2015年1月号 vol.106
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広報かさま 2015年1月号 vol.106
あけましておめでとうございます。市民の皆様には、輝かしい新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。また、平素より市政全般にご理解とご協力を賜り厚くお礼を申し上げます。昨年を振り返って昨年のホットな出来事としましては、友部小学校がスナッグゴルフ全国大会で優勝、岩間第三小学校が第3位、そして、友部中学校相撲部が全国大会でベスト16入りを果たすなど、若い力が私たち市民に元気を与えてくれました。市政におきましては、昨年3月に笠間支所が旧法務局跡地にリニューアルオープンし、稲田駅に隣接して「石の百年館」がオープンしました。また、将来に向けたまちづくりとして、友部・岩間・稲田の3駅周辺活性化プランや笠間稲荷門前通りの整備が順調に進むなど、震災からの復旧・復興から成長へ向けて、笠間市の新しいまちづくりがスタートした一年でありました。これからのまちづくり笠間市は平成28年3月19日で合併10周年を迎えます。そこで、市民の皆様とともに祝い、未来への新しい一歩を踏み出したいとの目標を掲げ、平成27年度は、10周年記念事業としてさまざまな事業を実施するため、検討委員会を設置しています。この10周年という記念すべき節目を機に、皆様とともに笠間市発展の歴史を刻んでいけたらと切に願うものです。さて、最近の地方を取り巻く状況ですが、国は昨年9月に「まち・ひと・しごと創生本部」を設置し、人口減少・超高齢化という大きな課題に対し、各地域が自律的で持続的な社会を創生することを目指す取組みを進めています。本市では、これらの課題に対応するため、昨年4月に掲げた「人・街・モノ」づくりの3点を重点課題として位置付け、市総合計画に定める「文化交流都市」の実現に向けた取組みを進めてまいります。1地域の未来を支える人づくり将来の笠間市を担う人材の育成と確保は、本市が成長していく上で、欠かせません。次代を担う子どもたちが、郷土に愛着を持ち、国内外で活躍できるような人材育成を推進すると共に、地域社会を担う人材づくりを目指します。特に、子どもたちの人材育成については、大きな教育制度改革と学校の統廃合を進める中で、学力向上に向けた指導体制と英語教育の充実に取り組んでまいります。また、子育て環境の向上のため、平成27年度に幼保連携型の認定子ども園を笠間地区に建設してまいります。2持続し魅力にあふれた街づくり将来に向けたまちづくりとして、「駅周辺の活性化」と観光交流拠点の賑わいを目的とした「笠間稲荷周辺の活性化」を柱に、それぞれの整備計画を具体化する取組みを推進してまいります。駅周辺の活性化では、友部、岩間、稲田の3駅周辺を整備地区とし、友部地区では、地域交流センターの建設、市立病院の移設などを進めるとともに、岩間地区でも地域交流センター建設、旧役場跡地の活用等、稲田地区では駅前整備や歩行空間の整備等を進めてまいります。なお、友部・岩間地区の地域交流センターは、子どもから高齢者まで気軽に集まり利用できる施設として、平成27年度から順次工事に着手します。市立病院は、平成27年度に詳細設計を行い、医療だけでなく、保健や地域包括ケア拠点機能を持つ施設として、平成30年度の完成を目指して整備を進めてまいります。また、本市の観光拠点であります笠間稲荷門前通りにつきましては、地場産の「稲田石」を用いた道路整備工事に今年度に着手し、併せて景観づくりを進めているところです。今後は、旧井筒屋旅館の整備を進めてまいります。3地域で循環するモノづくり地域経済力を高めるため、今まで市が取り組んできた「地産地消」や「ブランド化」など食や農業の分野だけでなく、観光業や地場産業などあらゆる分野において、地域の「モノ、カネ」が地域で循環するシステムを構築してまいります。また、企業誘致は、昨年新設した市独自の企業誘致助成のPRを含め誘致活動を県と連携して積極的に行い、昨年1社進出の決まった茨城中央工業団地笠間地区や県畜産試験場跡地へ優良企業等を誘致してまいりたいと考えています。「新笠間市誕生10周年」の節目を平成28年3月に控え、今、行政として何をすべきかを判断し、未来に向けて着実に前進が図られるよう、職員一丸となって取り組んでまいりますので、なお一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。結びに、市民の皆様のご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げ、新年のごあいさつといたします。新年のごあいさつ平成27年広報かさま1月号(vol.106)2