ブックタイトル広報しもつま2015年1月号 vol.705

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広報しもつま2015年1月号 vol.705

誘致企業の工場建設進む雇用創出や定住人口増に期待■岡部株式会社が「茨城新工場新築工事起工式」開催企業誘致・産業振興耐震や免震用の建築資材を製造する業界最大手の岡部株式会社が12月17日、市内半谷のつくば下妻第二工業団地で、「茨城新工場新築工事起工式」を行いました。ひろわたり地鎮祭では、廣渡眞社長が鍬入の儀を行い、稲葉市長が玉串を捧げるなどをして工事の安全を祈願しました。新工場は、今年1月から第一期工事に着手し、平成28年1月の稼働開始を目指しています。総投資額約65億円をかけ、敷地面積約8.3ヘクタールに国内最大規模となる工場が建設される計画で、第一期工事の完成に伴い、現地採用や千葉工場から移る社員など約70人を雇用する予定です。起工式にあたりNHKニュースの取材を受ける起工式のあいさつで、廣渡社長は「これだけ広い土地に、圏央道が完成すればイ廣渡社長ンターチェンジから20分程度で来られる。いろいろな意味で好条件がそろった。県や市の対応が迅速で、短期間で起工式に至ったことに大変感謝している。東日本を中心にやっていく工場となるが、将来的にはもっと拡充していきたい」と大きな展望を語りました。■SMC株式会社が「下妻工場第2期建築工事地鎮祭」開催自動車、電機、工作機械など多くの産業に欠かせない空気圧機器を製造するトップメーカーのSMC株式会社が12月22日、市内高道祖のしもつま桜塚工業団地で、「下妻工場第2期建築工事地鎮祭」を行いました。同社の下妻工場は、敷地面積10.8ヘクタールに、第1期建築工事で床面積28,000平方メートルになる2棟の新工場を建築し、平成25年6月から操業を開始しています。今回の第2期建築工事は、現工場の約1.5倍となる床面積42,600平方メートルの新工場2棟を建設し、平成28年3月の稼働開始を目指しています。地鎮祭後のあいさつで、佐竹正彦専務取締役・製造本部長は「今期の業績は順調に伸びている。下妻工場の操業開始から、わずか1年半で第2期工事に着手できることは誠に喜ばしいこと」と話し、稲葉市長は「地域経済の活性化や雇用の拡大に鍬入の儀を行い、工事の安全を祈願する佐竹専務取締役(右)と稲葉市長(左)とどまらず、従業員の皆さまの移住や定住など、多方面にわたる波及効果に大きな期待を寄せている」と新工場建設を歓迎し、工事の安全を願いました。独自技術で冷蔵した下妻の貯蔵梨海外へ進出タナティップ・ウパティシン大使(右中)に貯蔵梨を紹介する梨生産関係者(12月2日、在東京タイ王国大使館で)農産物の輸出促進下妻市の名産品・梨の輸出に取り組むJA常総ひかり、下妻市果樹組合連合会、茨城県県西農林事務所、下妻市は12月2日、在東京タイ王国大使館を表敬訪問し、独自技術で冷蔵した下妻の貯蔵梨「豊水」を進呈しました。タイの年末年始の贈答や旧正月の供え物としての需要を見込んで、12月11日から行われる商談活動を前に表敬したものです。約20年前から12月上旬に販売されている貯蔵梨は、冷蔵保存することで酸味が抜けて甘みが増し、お歳暮用に人気があります。12月9日にはタイのプミポン国王への献上用に、さらに12月21日に来日したチュラポーン王女への献上用に貯蔵梨を同大使館に贈りました。タイ王室への献上は、8月にタナティップ・ウパティシン大使が農業視察で本市を訪れた際、下妻の梨を気に入ったことがきっかけとなっています。また、昨年6月に開所した茨城貿易情報センター(ジェトロ茨城)と連携して、11月に行ったマレーシアでの試験販売での好感触をもとに、今年2月の現地の旧正月に合せて貯蔵梨の販売を開始する予定です。JA常総ひかり下妻地区センター営農課の上野博樹課長は「タイ国王、王女に献上したことによるタイ国内での反響から、今後の贈答用貯蔵梨の取引増を期待したい」と話し、今後も農産物の販路拡大を目指した東南アジアへ輸出が進められます。有料広告欄有料広告欄広報しもつま2015.1 4