ブックタイトル広報つくばみらい 2015年1月号 No.105
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広報つくばみらい 2015年1月号 No.105
5子どもたちの可能性を伸ばしたい2015新春懇談会市長ここまで皆さんからまちづくりに対するさまざまなご意見をお伺いしたわけですが、次にお話し願いたいのは、皆さんが今後やってみたいこと、今まで自分たちがずっとやってきたなかで、今年はこうしたいというものがありましたら、ぜひその抱負をお聞かせいただきたいと思います。鈴木今年は新しい小学校が開校するということで、児童数の減ってしまう小学校も、なるべく人数が揃うように働きかけて、PTA活動として、子どもたちが楽しく、健康に過ごせるように、学校づくりをすすめていけたらと思っています。齋藤4月に陽光台小が開校します。小張小の児童も、400人近い学校から一気に100人ちょっとの小学校になってしまいます。ですが、人数が少ないけど、こういう良い面もたくさんあるんだよ、ということを子どもたちに教えられる、そんな年にしたいと思います。また、陽光台小学校も1からのスタートで、開校後は、やっぱり始まってみて、いろいろと不便な点も出てくると思いますので、そこは一番近い小学校同士ということで、PTAの皆さんとも連絡を取りながら、助け合って進めていこうと思っています。中島小絹小学校は、隣に小絹中学校があります。小中一貫とまではいきませんが、その立地を活かして、小・中学校の交流をより深めたいと考えています。例えば、小絹小学校のバザーと小絹中学校の文化祭を同じ日にして、互いに行き来ができるようにしたり、資源回収の日を同じにして、小学校の児童が中学校に行く機会をつくってみたり。ぜひその連携というところを少しでもできるようにしていきたいと思っています。川口中島さんのお話を聞いていたら、すごくいいことだと思いました。小学校でも、縦割りの授業を行っていますが、中学生との交流など、、さまざまなことをもっと経験させていくと、子どもたちもそこからいろいろ吸収して、成長できるのかなと思います。私がやってみたいのは、小学校の高学年の子どもたちに、自分で企画したものを、市民に開放できる場で販売して、その売り上げを納税という形で、市に寄付をするということです。この一連の流れを、子どもたちに体験させてあげたいという考えがあります。うまくいったときは、市内全体の学校でそういうことができれば、おもしろいのかなと思います。市長本日は、皆さんの率直なご意見をいただきまして、本当にありがとうございました。やはり、普段はなかなかPTAの皆さんとお話する機会がないので、こういう場を設けてお話しをさせていただき、非常に参考になりました。先日、教員の方々にご挨拶させていただく機会がありました。4月に陽光台小学校が開校し、新たに40人程の先生が配置されます。新設校では、これまでの学校と違う点があり、なまざまな意見も出てくると思います。そういう意味では、大変かも知れませんけれども、これまでと変わらず地域発展のためにご協力いただきたい、と挨拶させていただきました。陽光台小学校が開校すると、小張小学校が100人規模の学校になる。谷原小学校もそうです。十和小学校も、福岡小学校も児童数が減ってしまいます。今、適正配置として一番いいのは、クラスの編成ができる2クラスくらいの小学校、12クラスがいいといわれているんですが、それに満たない学校が、今後はどんどん出てくると思います。近隣の取手市や、県北の市町村の学校は少子高齢化が進行していて、統廃合を進めています。当市においても、将来的なことを見据えて、今からいろいろと検討していかなければならないこともあります。ただ、もしそうなった場合でも、学校の校舎は大切な地域の資産として残りますから、有効に活用していくことなども考えています。今、当市にはみらい平を中心に、どんどん若い世代の方が転入してきており、人口が増え、子どもたちも多くなっています。さらには、市全体として、税収もアップしてきています。一方で、先ほど述べたような、子どもたちの数が減りつつある地域もあります。その2つの地域をいかに結びつけ、まちとして成熟させていくか、そのために、何をしていくべきか。それを今、さまざまな視点から検討しているところです。ぜひ皆さんには、このまちに長く住んでいただき、その成長と発展を見守っていただきたいと思います。皆さんは、それぞれ子を持つ親として、教育に関わる分野のリーダーになってもらえる人たちでもあると思っていますので、ぜひこれからもさまざまなことに興味を持っていただき、まちづくりに対してご意見をいただければと思っております。