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概要

偕楽園 公園ガイド

偕楽園エリア偕楽園エリア偕楽園公園の四季を彩る催し水戸の梅◎期間/2月20日~3月31日◎会場/偕楽園本園・弘道館公園ほか水戸の梅まつりは、明治29年、水戸・上野間の鉄道開通を機に、観梅列車が運行されたことがきっかけとなって始まりました。期間中は、野点茶会、夜の偕楽園「夜・梅・祭」など、さまざまな行事が行われ、市民や観光客など、多くの方でにぎわいます。水戸の梅大使梅林の賑わい~太鼓・舞~水戸黄門様一行と記念撮影夜・梅・祭野点茶会ひな流し常磐神社◎境内の見どころ義烈館ぎれつかん義烈館には追鳥狩(軍事演習)に使用したといわれる陣太鼓や大砲「太極」などの遺品が展示されています。義烈館の名は、徳川光圀公(水戸黄門)が義公、徳川斉昭公がれっこう烈公と称される諡から名付けられました。おいとりがりぎこうおくりなじんだいこ東湖神社まつ常磐神社藤田東湖を祀る神社です。東湖は徳川斉昭公に仕え、藩政改革や弘道館の創建に活躍しました。常磐神社は、水戸藩を代表する第2代藩主徳まつ川光圀公と第9代藩主徳川斉昭公を祀る神社です。水戸市常磐町1-3-1◎駐車場/あり◎トイレ/あり◎問合せ/常磐神社TEL.029-221-0748http://komonsan.jp/『大日本史』完成の地徳川光圀公によって始められた「大日本史」編さん事業。明暦3年から250年後の明治39年(1906年)にしょう完成しました。光圀公によって「彰こうかん考館」と名付けられたこの編集所は、転々と場所を移し、明治39年の完成時には偕楽園南崖にありました。そのため、この地に「大日本史完成の地」の碑が建てられています。野点茶会献詠歌会雅楽水戸の萩◎期間/9月1日~9月下旬◎会場/偕楽園本園平日…9:30~15:30土・日・祝日…9:00~16:00◎料金/大人300円、小・中学生100円◎休/木曜日※臨時休館あり。◎問合せ/常磐神社陣太鼓徳川斉昭公が追鳥狩のとき、合図に使うために造らせたものです。胴周囲470cm、直径144cm、長さ188cmで日本一の陣太鼓といわれています。大砲「太極」徳川斉昭公は、欧米の侵略が、やがて日本にも迫ってくるのを察して、尊王攘夷を唱え、思想統一と武備の充実に努めました。その一環として、領内の梵鐘や仏像仏具などを集め、天保13年(1842年)から翌年にかけて、型式の違う75門の各種の大砲を鋳造させました。常磐神社に残るこの太極砲は、その内の1門です。斉昭公筆の『太極』の銘が浮き彫りになっています。御田と農人形像常磐神社の石段下には、御田と徳川斉昭公ゆかりの農人形像があります。御田では、毎年御田植祭が行われます。農人形は、徳川斉昭公が、農民の労に感謝して人形に飯を供えたのが始まりで、水戸地方の代表的民芸品です。キャンドルによるライトアップ偕楽園の萩は、徳川斉昭公が伊達藩から譲り受け、偕楽園創設とともに植えたもので、宮城野萩を中心に白萩、山萩、丸葉萩など、総株数約750株が咲き競います。「中秋の名月」には、偕楽園を午後9時まで特別開放し、合同野点茶会、神楽舞・雅楽演奏会など秋の風情が感じられる月見の会が開催されます。※御田植祭(おたうえさい)…秋の豊作を祈りながら御神田稲の苗を植える行事。08 09