ブックタイトル偕楽園と弘道館
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概要
偕楽園と弘道館
正庁正席の間正庁諸役会所至善堂葵の紋が入った畳縁玄関前の左近の桜扁額「游於藝」見所藩校当時の建造物が現存する弘道館では，静かな館内を歩きながら水戸の学風に触れることができます。館内には，藩主が臨席して文武の大試験が行われた正庁の間や対試場，徳川きょうじゅん慶喜が幼い頃に学び大政奉還の後に恭順謹慎生活を送った至善堂などがあります。ろうばいまた，厳冬の中いち早く咲く蝋梅や斉昭が愛した幾種ものさんしゅゆ梅，鮮黄色の小花を集めてつける山茱萸，斉昭夫人ゆかりの左さるすべり近の桜，夏の日差しに映える百日紅など，四季折々の美しい花や樹木と出会えます。