ブックタイトル広報 古河 2018年5月号 No.152

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概要

広報 古河 2018年5月号 No.152

7 - 広報古河 2018.5おいしいお茶を入れる4つのコツPOINT1POINT2POINT3POINT4お湯の温度お湯・茶葉の量浸出時間注ぎ方湯冷ましをしながら70度程度のお湯で入れます。熱湯で入れると、茶葉からカフェイン等が溶出しやすいので苦味が強くなります。茶葉の量は一人3グラムが目安。ティースプーン山盛り一杯で約3グラムです。注ぐお湯の量は、一人70ml~80mlが目安です。普通煎茶の場合は、約1分が浸出時間の目安。深蒸し煎茶の場合は、色が濃くでやすいので約30秒の浸出で十分です。茶わんへ順番に注ぐ「廻まわし注ぎ」を行うと、均等の味にできます。お茶の栄養分がたくさん含まれている最後の一滴まで注ぎ切ることが大切です。日本茶インストラクターと栄養士が紡ぐ「トチノモノ」を通した優しいこだわり藤原 浩食文化研究家。いばらき大使、農林水産省公認「食のオフィシェ」、日本フードアナリスト協会常任理事などを歴任 栄養士として体に優しいお菓子作りをしている常とき田ださんが、さしま茶を使ってお菓子を作りたいと相談し紹介されたのが吉田さんでした。 地元の食材を知ってもらいたいと考える常田さんと、お茶を色々な入口から知ってもらいたいと考える吉田さんの思いが一致し、緑茶やほうじ茶を使ったスコーン作りが始まります。 2年くらい前からは、1日限定の「コラボカフェ」も開催。常田さんが作る優しい味の食事と、吉田さんの緑茶ラテやほうじ茶ラテなどがお客さんの心をつかみ、多くのリピーターでいつも満員になっています。そこには、古河で育った「トチノモノ」を知ってもらい、古河を少しでも好きになってもらいたいと思う2人の優しいこだわりがありました。フードアナリストが語る世界で認められる緑茶の魅力 ユネスコ無形文化遺産に「和食」が登録され、海外でブームとなっている和食と共に緑茶が注目されています。アメリカの若い世代は紅茶よりも緑茶の方が好きというデータが出ており、30代以下の人気ぶりは珈コーヒー琲と並ぶというのだから驚きです。 日本では、若者の緑茶離れの傾向はあるが、ペットボトル緑茶は大人気という現代において、急須で入れるさしま茶の美おい味しさには、本物の味の感動があります。その香ばしく芳ほう醇じゅんな香り。ほろ苦さの中に広がる甘み、飲み終わった後にも口に残る繊細で深みのある味わい。古河のお茶文化にはロマンが宿ります。(左)吉田貴子 (右)常田純子吉田さんは、吉田茶園に嫁ぎ、日本茶インストラクターとしても活躍。常田さんは、栄養士として食育セミナーを行い、食の大切さを伝える