ブックタイトル広報 古河 2018年5月号 No.152
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広報 古河 2018年5月号 No.152
広報古河 2018.5 - 145月31日は世界禁煙デーです【テーマ】2020年、受動喫煙のない社会を目指して ~たばこの煙から子ども達をまもろう~ 自身の健康のためにも、未来を担う子どもたちを守るためにも、まずは世界禁煙デーに1日禁煙チャレンジしてみませんか。【問】健康づくり課(古河福祉の森会館) ℡48-6883たばこの害新しい電子たばこは安全? 「体に良い安全なたばこ」はこの世にはありません。強力な発がん物質はゼロにはならず、ニコチンの量は同じです。吐き出す息に含まれるニコチンの量も大きく変わらず、受動喫煙のリスクもゼロにはなりません。 特に成長段階の子どもは、大人よりずっと化学物質に敏感で、たばこの煙を自分の意思で避けることができません。 「たばこの煙を吸わないで一日が過ごせる」ということは、たばこを吸わない人にとってとても重要なことです。 たばこの煙には、約250種類の有害物質や50種類もの発がん物質が含まれています。 たばこの煙は、肺がん・喉頭がん・胃がんなどの他にも心筋梗塞、狭心症、脳卒中など重篤な病気を引き起こします。たとえ換気扇の下で吸っても、空気清浄器を使ってもたばこの煙に含まれる有害物質は室内に残ります。 また、喫煙後30分間は喫煙者の吐く息から有害な成分が出続けるので、分煙しても受動喫煙はゼロにはなりません。煙に含まれる物質は喫煙者の髪の毛、衣類、家具、部屋の壁紙やカーテン、ソファなどに付着して、周囲の人へたばこに含まれる有害物質の被害を広げてしまいます。 最近の研究では、周囲の人がたばこの煙を吸ってしまうこと(受動喫煙)や喫煙者の髪や服に付着した残留たばこ成分を吸ってしまうこと(残留受動喫煙)による健康影響は予想以上に大きいことが分かってきました。 「禁煙=我慢」ではなく、禁煙補助剤などを使って少しでも楽に禁煙することができます。禁煙治療は一定の要件を満たせば、健康保険が使えます。禁煙治療が受けられる茨城県内の医療機関は、ホームページをご覧ください。※「茨城県 禁煙治療 医療機関」で検索するかQRコードをご利用ください。【禁煙治療の健康保険適応の要件】 以下の4つの条件をすべて満たしている必要があります。自己チェックしてみましょう。 自己負担額は1万3,000円から2万円程度(3割負担の場合)です。1 現在たばこを吸っていて、ただちに禁煙しようと考えている2 ニコチン依存症の診断テストの結果が5点以上である ※詳細は厚生労働省ホームページをご覧ください。3 医療機関で禁煙治療の同意書に署名を求められることに同意する4 一日平均喫煙本数×喫煙年数が200以上である(例:15本×20年=300) ※平成28年4月1日から、35歳未満の人についてはこの要件は廃止されました。禁煙治療のすすめ