ブックタイトル広報 稲敷 2018年3月号 No.156
- ページ
- 8/28
このページは 広報 稲敷 2018年3月号 No.156 の電子ブックに掲載されている8ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは 広報 稲敷 2018年3月号 No.156 の電子ブックに掲載されている8ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
広報 稲敷 2018年3月号 No.156
広報稲敷平成30年3月号 8●稲敷市社会福祉課 ? 029-892-2000(内線2132)■自殺のサイン(自殺予防の10か条) (次のようなサインを数多く認める場合は、自殺の危険が迫っています。)1.うつ病の症状が目立つ(気分が沈む、自分を責める、仕事の能率が落ちる、決断できない、不眠が続く)2.原因不明の身体の不調が長引く3.酒量が増す4.安全や健康が保てない5.仕事の負担が急に増える、大きな失敗をする、職を失う6.職場や家庭でサポートが得られない7.本人にとって価値あるもの(職、地位、家族、財産)を失う8.重症の身体の病気にかかる9.自殺を口にする10.自殺未遂を頻繁にする※「自殺総合対策大綱パンフレット」より■自殺予防方法のヒント1.自分で予防の場合 ・話しやすい人に、まず話を聴いてもらおう ・自分のストレス軽減方法をいくつか書き出そう ・気持ちが沈む要因を、全部ではなく、1つずつ軽くするよう心がけよう ・複数の相談機関を知っておこう2.周りの人の場合 ・自殺は身近に起こりうることを知ろう ・家族・同僚の人が落ち込んでいるような様子なら、話を聴いてあげよう ・自殺のサインに気づいたら相談・医療機関へ一緒に行こう■昨年は14人の命が・・・平成28年の自殺者は、全国で21,897人(交通事故死の5.6倍)、稲敷市内で発見された自殺者は14人で、県内でも対人口比では高くなっております。平成29年11月末現在の市内での自殺者(発見)数もすでに5人の方が自ら命を絶っており、深刻な状況が続いています。 自殺は自分の意思によるものと思われがちですが、実際にはさまざまな要因が重なり、追い込まれた結果、起きてしまうと言われています。また、自殺を引き起こす背景にうつ病などの精神疾患にかかっていることも多く、適切な治療や休息、問題の解決により自殺という悲しい選択肢を選ばずに済むこともあります。 家族やまわりの方がちょっとした変化に気づくことも、「自殺予防」につながります。 ご自身の相談はもちろん、皆さまの大切な家族や仲間の変化を感じたら、気づいた方自身も抱え込まずに「稲敷市社会福祉課障害福祉係の精神保健福祉士」や身近な相談機関にご相談ください。■稲敷市自殺予防プロジェクト市では「稲敷市自殺予防プロジェクト」を平成27年12月に立ち上げ、自殺を考えてしまう方や自殺未遂者、家族等に対して相談窓口(経済問題・健康問題・家庭問題・学校問題等)を開設し、自殺予防や問題解決の支援に取り組んでいます。3月は1年間で最も自殺が多い月ということもあり、「自殺対策強化月間」として国を挙げて自殺対策に取り組んでいます。3 月は「自殺対策強化月間」です