ブックタイトル広報もりや 2017年10月10日号 No.640
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広報もりや 2017年10月10日号 No.640
広報もりや2017.10.10 20私は、人は本当に変われると思いますが、特別の関係を持つ人や自分がこれまで過ごした場所に戻ると、その頃の自分に戻る傾向があるとも思います。家族に会いにドイツに行くと決めてから、出発日が近づくにつれて、楽しみと同時に“不安”も大きくなりました。「実家に帰ることが、なぜ私を不安にさせるか」については、旅行の準備を進めながらずっと考えていましたが、答えは出せませんでした。この不安について、理由がわかったのはドイツに戻って2日目でした。私は、前の自分に戻るのが怖かったです。自信を持たない、何もかもが不安で、弱い昔の自分に戻ることが怖かったのです。日本で生活を始めたおかげで、せっかく良い方へ変われたのに、その成長を故郷に帰ることで台無しにしてしまうことが心配でした。また、ドイツに帰ることでそろそろ結婚して家庭を作るなど、色々な期待をされることも怖かったです。なぜなら、私にとってドイツは「現実」だからです。一方、あまりプレッシャーや期待も感じない毎日を自由に過ごせる日本は、少し現実から離れた空間のようです。日本にいると夢の中のような、とても守られている環境にいるような温かい感じがします。しかし、今回ドイツに帰ったらそれは違うとわかりました。「故郷に帰ってきた」より「少し訪問しに来た」というのが、今の心境に最も当てはまる表現かもしれません。面白いことに今回、現実感が欠けるのは日本ではなく、ドイツです。結局、ずっと心配していたことは杞憂に終わり、元気よく家族と楽しい毎日を過ごすことができました。両親もたくさん期待と願望を抱いているはずですが、何もプレッシャーを与えずに私を手放しで、そっと背中を押してくれました。もう定番となって慣れているはずの空港でのお別れの際に、いい年をして子どもみたいに泣いてしまうのは、こんなに愛されているのに家族を後にして、また遠くへ行ってしまうことを本当に申し訳なく思うからです。しかし、今の私にとっての「現実」は守谷にあります。寂しい日も辛い日もありますが、守谷が私のいるべき場所です。国際交流員ルイーザさんのMORIYA 滞在記MIFAフェスタ2017「われら地球人」~世界の人々と触れ合いましょう~ 毎年恒例の「われら地球人」は市民、JICA研修員、市内・近隣在住外国人との文化交流イベントです。茶道、書道、箏こと、投とう扇せん興きょう、折り紙の体験コーナーがあり、外国の方々との交流を楽しめます。 また、JICA研修員の珍しい民族衣装を見ることもできます。 さあ、いくつの国の方と触れ合えるでしょうか? 言葉は気持ちで通じます。家族、友達と気軽にお越しください。 なお、飲食物の販売はありません。▼日時 10月22日? 12: 30 ~ 16: 30▼会場 国際交流研修センター(ログハウス)▼主催 市国際交流協会▼後援 (独)国際協力機構筑波国際センター▼問合先 市国際交流協会mifa@fureai.or.jp第71回 英語でおしゃべり気軽に、楽しく、英語だけでおしゃべりする会▼日時 11月4日? 9:30受付開始 *混雑するため早めにご来場ください。▼会場 国際交流研修センター(ログハウス)▼内容①英語でおしゃべり・10:00 ~ 12:00(参加無料)・毎月第一土曜日に開催(月により変更もあり)・数人のグループにわかれ、コーディネーターを交えて英語でおしゃべり。ビギナーズテーブルもあります。*“英語でおしゃべり”だけの参加も可能です。②ランチセッション・12: 00 ~ 14: 00(参加費500円)・年2回開催・軽食を用意(マイカップ持参)・有志によるパフォーマンス、英語でのゲームやクイズを楽しみます。▼申込・問合先 市国際交流協会 語学研修委員会mifachatsalon@live.jphttp://mifachatsalon.blogspot.jp/?090- 4666- 4593 鈴木?080- 5033- 1264 鷺さぎ野の谷や申込不要申込不要番外編 ドイツ滞在記