ブックタイトル広報もりや 2017年10月10日号 No.640

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広報もりや 2017年10月10日号 No.640

15 広報もりや2017.10.10 わんにゃんM's や犬猫譲渡会の活動を始めたきっかけを教えてください。守谷市にも、個人的に自費で野良猫を保護したり、世話をしているなど、頑張っている人たちがいると知りました。その人たちがつながったら素敵だなと思ったことが、わんにゃんM'sを始めたきっかけです。守谷市には動物を大切に飼っている人がたくさんいること、市の理解があったことから、市役所での譲渡会を開催するに至りましたが、結果として、今はいろいろな里親さんも遊びに来てくれるようになり、たくさんの人の交流の場になっていることがとても嬉しいです。活動している中で、いちばん嬉しかったことは?処分場から連れ帰ってきた犬が、里親さんのもとで幸せそうに暮らしている姿を見たときです。動物を殺すのも人間なら、生かせるのも人間なのだと感じました。逆に「大変だな、困ったな」と感じることは?野良猫が増えて困っている、という相談ですね。増える前なら、1匹の不妊手術で終わるのに、だいたい増えてから困ったということになります。近所トラブルにも発展していることがあり、人間関係、費用面など、解決に大変な時間がかかってしまい、みんなが疲弊してしまいます。これからペットを飼いたいという人に考えてほしいことは?ペットショップから「買う」のではなく、里親として「飼う」選択肢もあることを知ってください。商売として命を売り、残りを処分したり、セールしたりすることは、個人的には嫌いです。考えてみてください。流行が去った犬種のこと。毛の柄が独特だったり、先天性の病気を抱えた猫などのこと。例えば、洋服は、流行が変わればセール品になったり、規格外のものはアウトレット商品として格安で販売されたりします。それでも売れ残わんにゃんM's代表。犬猫譲渡会のほか、飼い主のいなくなった犬や猫を保護するなど、ボランティアで犬猫の保護活動を行っている。現在、茨城県動物愛護推進員。和わ間ま祐ゆう子こさんってしまったものは、最終的に処分されてしまいます。同じようなことを、動物に味わってほしくありません。守谷市には動物を生かす人間が多いと、私は信じています。市民の皆さんに、ぜひ伝えたいメッセージは?猫の繁殖力を知っていますか? 人や犬と違って、猫は交尾したことで排卵される交尾排卵動物です。そのため、交尾をすれば、ほぼ100パーセントの確率で妊娠します。猫は、1年でなんと70匹以上にまで増える力があるそうです。実際には、交通事故や悪天候、他の動物に襲われるなどして、成長途中で死んでしまう猫もたくさんいますが、それだけ多くの猫が生まれくるわけです。以前、とある親子が言った言葉が胸に刺さっています。「生きて欲しいとどんなに願っても、生きられない命があるのに、生きられる命を人の手で処分してしまうなんて、もったいない。」少しでも多くの命が助かり、不幸な目にあうことのないよう、あなたにもぜひ、里親になって欲しいと願っています。犬猫譲渡会を主催している「わんにゃんM's」代表・和間祐子さんに、活動のきっかけや動物への思い、飼い主の皆さんに伝えたいことなどをお聞きしました。主催者からのメッセージ▲(左から)▲木陰の