ブックタイトル神栖市総合計画 後期基本計画
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神栖市総合計画 後期基本計画
第Ⅰ編 序論第6章 神栖市の課題22第1節第2章第Ⅱ編第2節第2章第Ⅱ編第3節第2章第Ⅱ編第4節第2章第Ⅱ編第5節第2章第Ⅱ編第6節第2章第Ⅱ編第7節第2章第Ⅱ編第8節第2章第Ⅱ編第3章第Ⅱ編第1章第Ⅱ編序論第Ⅰ編資料編第 6 節 生活環境の向上と秩序ある都市づくりの推進・現在は、市街化調整区域*の人口割合が市街化区域*に比較して多い状況にありますが、今後は、都市的土地利用と自然的土地利用の均衡が保たれるよう計画的に誘導していく必要があります。・これまでの市街地形成を踏まえつつ、本市の顔にふさわしい中心市街地の整備など、次代を見据えた良好な都市づくりが求められます。・東日本大震災によって被災した市道等の早期復旧や、災害に強い上下水道などのライフラインの整備が求められています。・地域の生活を支えるため、市全体の公共交通の利便性を高めることが求められています。第 7 節 地域産業と地域活力の維持・向上・本市は、鹿島臨海工業地帯を有する国内有数の工業集積地となっていますが、工業団地内には未利用地もあることから、さらなる企業立地の促進が求められます。・主要農産物であるピーマンをはじめ、メロン、トマトなどの施設園芸農産物は、品質や安全性の評価が高く、中でもピーマンは、全国シェアで常に上位を占めています。しかしながら、農業全体としては、高齢化や兼業化が進行しているため、意欲ある若い担い手の育成および耕作放棄地の解消が必要となっています。・水産業は、全国有数の水揚げと水産加工生産量を誇っていますが、東日本大震災以降、風評被害の影響などにより、経営は大変厳しい状況となっています。このため漁業の担い手育成や、漁港の整備など、水産業の活性化と魅力ある漁業の推進を図る必要があります。・中小商工業者を取り巻く環境は、大型店の出店や後継者不足の問題等により厳しい状況下にあることから、消費者のニーズの把握に努め、経営体質の強化を図ることが求められています。・周辺市町と連携した広域的な観光ルートの設定や、スポーツ・レクリエーション拠点の整備など、観光客や交流人口を増やすための施策が求められています。第 8 節 健全な行財政の推進・鹿島臨海工業地帯に立地する大規模事業所などにより、本市は比較的自主財源に恵まれ、財政力指数は高い水準で推移してきましたが、東日本大震災の影響による税収減や少子高齢化に伴う歳出の増加など、財政の硬直化が懸念されます。・将来にわたって健全な行財政を維持していくためには、行財政改革を一層進めるとともに、市民協働による各種事業の展開など、まちづくりに対する意識改革に取り組んでいく必要があります。*市街化調整区域:市街化を抑制し、優れた自然環境等を守る区域として、開発や建築が制限されている区域*市街化区域:市街地として積極的に整備する区域で、用途地域等を指定し、道路や公園、下水道等の整備を行い、住宅や店舗、工場など、計画的な市街化を図る区域