ブックタイトル神栖市総合計画 後期基本計画

概要

神栖市総合計画 後期基本計画

第Ⅱ編 後期基本計画第２章 分野別計画第７節 新しい産業活力にあふれたまちづくり154第１節第２章第Ⅱ編第２節第２章第Ⅱ編第３節第２章第Ⅱ編第４節第２章第Ⅱ編第５節第２章第Ⅱ編第６節第２章第Ⅱ編第７節第２章第Ⅱ編第８節第２章第Ⅱ編第３章第Ⅱ編第１章第Ⅱ編序論第Ⅰ編資料編２ 水産業現状と課題●本市の水産業は、県内最大の巻き網船の漁業基地である波崎漁港を拠点として、全国有数の水揚げと水産加工生産量を誇っています。しかし、近年の水産業を取り巻く環境は、水産資源の減少や、担い手不足、高齢化問題に加え、東日本大震災の風評被害により漁獲制限や出荷制限を受けるなど、厳しい状況となっています。●このような中、漁港後背地に衛生設備を備えた高度な荷捌き施設を建設し、安全で安心な水産物の安定供給を図ることや、賑わいのある市場の開設、新たな水産加工団地を創設するなど、魅力ある漁業・漁村づくりを推進する必要があります。■漁獲高0 20,000 40,000 60,000 80,000 100,000平成19年度平成20年度平成21年度平成22年度平成23年度99,94888,89786,06894,69764,949（ｔ）資料：はさき漁業協同組合データ基本方針●持続的かつ安定した漁業生産を確立するため、資源管理型漁業＊と栽培漁業＊を推進します。●災害に強い漁港整備を促進し、生産流通加工の拠点としての高度化・複合化を推進します。●水産物の消費拡大を図るため、消費者ニーズにあった水産加工製品の開発を支援します。●漁港が、地域全体の財産として多目的機能が活かされるよう、魅力ある漁村づくりを促進します。＊資源管理型漁業：限りある水産資源を持続的に利用していくため、漁獲量の制限などにより資源を確保・管理しながら漁獲していく漁業＊栽培漁業：卵から稚魚になるまでの一番弱い期間を人間が手をかして守り育て、成長するのに適した海に放流し、海で成長したものを漁獲すること