ブックタイトル神栖市総合計画 後期基本計画

概要

神栖市総合計画 後期基本計画

第Ⅱ編 後期基本計画第２章 分野別計画第７節 新しい産業活力にあふれたまちづくり150第１節第２章第Ⅱ編第２節第２章第Ⅱ編第３節第２章第Ⅱ編第４節第２章第Ⅱ編第５節第２章第Ⅱ編第６節第２章第Ⅱ編第７節第２章第Ⅱ編第８節第２章第Ⅱ編第３章第Ⅱ編第１章第Ⅱ編序論第Ⅰ編資料編１ 農業現状と課題●本市の農業は、主要農産物であるピーマンをはじめ、メロン、トマトなどの施設園芸農産物の品質や農薬等の安全性における市場の評価は高く、ピーマンについては産出量および産出額は全国シェアで上位に位置しています。しかしながら、農業全体では、農業従事者の高齢化や兼業化が進行し、若い担い手が不足するなどの問題が顕在化しています。そのため、国の施策とあわせて、意欲ある担い手育成への取り組みや耕作放棄地の解消などへの対策が必要となっています。●燃油・肥料をはじめ、ハウス建設用鉄骨資材など、ほとんどの生産資機材の価格が高騰したことによるコスト高に加え、経済低迷によるデフレ傾向の影響を受けて、農産物の価格が低迷しています。さらに、東日本大震災により、農業インフラにも甚大な被害を受けており、加えて、福島原発事故による放射能汚染問題に起因する風評被害を含めた影響などもあり、農業所得の確保は極めて困難な状況となっています。■本市の農家数の推移 （単位：世帯）主業農家 準主業農家 副業的農家平成17年 631 287 405平成22年 513 223 382資料：農林業センサス基本方針●優良農地の保全、集約、耕作放棄地の解消などを計画的に進めます。●農業を活力あるものにするため、農業の魅力のＰＲや、若い世代への就農支援、農地の流動化などをさらに進め、農業の安定経営を支援します。●市場のニーズを考慮しながら、農産物の品質向上・規格の平準化・安定した農産物の供給を図るため、新たな農業技術の導入や普及を進めます。●安心・安全な農産物を消費者に提供するため、高機能な施設の整備などの先進的農業を支援します。●本市の地域性を活かした産出品として「神栖ブランド」を創造・普及させ、物流を強化します。