ブックタイトル広報龍ケ崎りゅうほー 2017年5月後半号 No.769

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広報龍ケ崎りゅうほー 2017年5月後半号 No.769

平成29 年5月後半号 - 6 -妊婦のむし歯と感染症妊婦のむし歯と感染症■問い合わせ:保健センター 母子保健グループ? 64-1039妊婦の歯について妊婦の感染症 妊婦にとってむし歯・歯周病は大敵です! 妊娠中期に入ったら歯科健診を受け、健康な口と歯で赤ちゃんを迎える準備をしましょう。妊娠中はむし歯や歯周病になりやすい? 妊娠中は、つわりなどで食事が不規則になり、回数も増加しやすい傾向にあります。歯ブラシを口に入れるだけで気分が悪くなり、歯みがきが十分にできないことも…。また、だ液の成分が変化し、通常よりも口の中の細菌を殺す力が弱まることから、むし歯になりやすい環境になっています。ホルモンの変化で、歯周病にもなりやすくなっています。予防するには… 基本は毎日の歯みがきです。毎食後、1本1本丁寧に磨くようにしましょう。つわりなどで歯ブラシを使うのがつらいときは、洗口液で口をすすぎましょう。他にも、歯科健診を受けるなど、むし歯や歯周病を早期発見し、悪化させないことが大切です。妊娠中の治療 むし歯などの治療に適しているのは、妊娠5~8カ月頃です。 比較的体調の落ち着いている妊娠中期に入ったら、早めに治療を進めましょう。治療せずに放っておくと… 重度の歯周病になると、早産や低体重児を引き起こすリスクが高まります! 歯周病などの炎症を引き起こす物質は、子宮を収縮させたり陣痛を引き起こしたりする作用があります。産後の治療となると、授乳中の薬の服用は赤ちゃんに薬の成分が移行する場合があるので、薬によっては母乳を一時中断しなければいけない場合があります。治療の際の注意点?産婦人科の先生にもあらかじめ相談する?歯科受診の際は妊娠していることを伝え、母子健康手帳を忘れずに持参 母子健康手帳には妊娠経過が記載されているため、歯科医師にもこれまでの経過を伝えることができます。 治療のことで何か心配なことがある場合は事前に相談し、安全に無理なく治療を進めましょう。歯科健診の結果を記録するページもありますので、記録に残しましょう。 妊娠中は、免疫力が低下して感染症にかかりやすくなっています。赤ちゃんへの影響も考えて、有効な薬が使えないことがあります。日ごろからの手洗い・うがいなどで感染症予防に努めましょう。 また、風疹ウイルス・サイトメガロウイルス・B 型肝炎ウイルス・トキソプラズマなどの微生物は、妊娠中や分娩中、産後にお母さんから赤ちゃんに感染して、赤ちゃんに病気を引き起こすことがあります。妊婦健康診査には、感染症の有無を調べることができるものもあるので、きちんと受診しましょう。?人や動物のだ液や糞尿に触れた場合には、よく手を洗いましょう。?肉は、中心部までしっかりと加熱してください。加熱が不十分な肉や肉の加工品には有害な細菌や寄生虫が含まれている可能性があります。十分な加熱調理をして食べましょう。?ワクチンを接種して予防をしましょう。風疹・麻疹(はしか)・水痘(水ぼうそう)・流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)は、ワクチンを接種することで予防できます(ただし、妊娠中はワクチン接種ができません)。?感染している人、感染の可能性がある人との接触を避けましょう。自分でできる  感染予防対策