ブックタイトル茨城県広報紙 ひばり 2017年5月号

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概要

茨城県広報紙 ひばり 2017年5月号

県福祉指導課 ?029(301)3157民生委員制度は、大正6年に岡山県で開始した済世顧問制度(生活に困っている方の調査・相談・就職のあっせんなどを行っていた)が前身で、今年5月に創設100周年を迎える歴史ある制度です。また、児童福祉法に基づく児童委員制度も70周年を迎えます。あなたの地域を見守る身近な存在「民生委員・児童委員」さい せい こ もん せい ど民生委員・児童委員とはどんな人?相談内容などの秘密は守られるの?民生委員・児童委員には、法に基づく守秘義務があり、相談内容などの秘密は守られます。お気軽にご相談ください。詳しくは、お住まいの市町村の福祉担当課にお問い合わせください。民生委員・児童委員はどんなことをしているの?それぞれの地域において、医療や介護の悩み、失業や経済的困窮による生活上の心配ごとなど、さまざまな相談に応じており、内容によっては、必要な支援が受けられるよう、地域の専門機関との「つなぎ役」を果たしています。また、高齢者や障害のある方の安否確認や見守り、子どもたちへの声かけなども行っています。増え続ける一人暮らしの高齢者や児童虐待への対応など、民生委員・児童委員の役割が、近年さらに重要になっています。本年は、民生委員制度創設100周年という大きな節目を迎える記念すべき年です。様変わりした家庭環境などにより、地域住民の多様化する福祉課題に迅速に対応する立場である、民生委員・児童委員への期待は大きなものとなってきています。本県の民生委員・児童委員は、安全な環境で安心して生活が送れるよう日々「目配り・気配り」に努めていますので、民生委員・児童委員の活動について、皆さまのご理解とご協力をお願いします。民生委員・児童委員は、地域住民の立場に立って、地域の福祉を担う非常勤の地方公務員です。無給のボランティアとして活動しており、任期は3年間。民生委員・児童委員は、各市町村の民生委員推薦会および各都道府県知事が推薦し、厚生労働大臣から委嘱を受けます。本県では、現在、約5,200人の民生委員・児童委員が活動をしています。[ 本県の民生委員・児童委員が受けた相談・支援件数(平成27年度) ]民生委員制度創設100周年にあたって(一財)茨城県民生委員児童委員協議会会長 竹内 昌信さん145,524件(100%)(58.5%)高齢者に関すること85,142件(18.2%)子どもに関すること26,535件(4.7%)障害を持った方に関すること6,813件(18.6%)その他27,034件3