ブックタイトル広報かすみがうら 2017年4月号 No.145

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広報かすみがうら 2017年4月号 No.145

11 かすみがうら▼千代田庁舎 ? 0299-59-2111 ▼霞ヶ浦庁舎 ? 029-897-1111地域の力で かすみがうらを元気に!先月のコラムでは、市が地方創生の基本目標に掲げる「新しい人の流れをつくる」について解説しました。今月は、その具体的な取り組みとして新たに始めた「かすみがうら子どもミライ学習」をご紹介します。▲「かすみがうら子どもミライ学習」とは?本年2 月に市内中学校の1 年生を対象に行った本学習は、中学生が地域の実情や課題、まちづくりについて考えるとともに、地域に根ざして働いている大人の姿を見ながらその生き方や仕事について学ぶことで、郷土を愛し誇りに思う気持ちを育み、未来のまちづくりを考えることのできる人材を育成することを目標にしています。さらに、この学習の経験が、将来的に進学などでいったん故郷を離れた子どもたちの、帰郷・定住の後押しとなることを目指しています。▲「かすみがうら子どもミライ学習」のカリキュラム本学習の特徴は、一般的な講義スタイルの授業ではなく、生徒同士の意見交換や課題研究、プレゼンテーションなど、能動的な学習を数多く取り入れた「アクティブ・ラーニング」となっている点です。まず1 年生は、地域で活躍する若手経営者などから、故郷で仕事をすることの素晴らしさについてお話を聞いた後、「将来のかすみがうら市のために私たちができること」をグループで話し合い、発表します。2 年生になると、市内の貴重な地域資源である豊富な農水産品などについて、現地見学などを通じて理解を深めるとともに、そのような資源を使った新商品を、ワークショップを活用しながら学級単位で企画し、発表会により各校一つずつ商品企画を選びます。3 年生になった生徒たちは、市内事業者の協力で製品化された商品を市のイベントや店舗などで実際に販売することで、地域資源を活用したビジネスの可能性を学びます。本学習は3 年サイクルで行うため、平成29 年度は1年生と2 年生を対象に、30 年度から全学年を対象に授業が実施される予定です。問 地方創生・事業推進担当(霞ヶ浦庁舎)地方創生コラム?旧小学校活用の優先交渉権者を選定霞ヶ浦地区の旧宍倉小学校を除く廃校施設5 カ所について活用事業者を公募したところ、4 事業者からのべ7 件の事業提案の応募がありました。この事業提案のプレゼンテーションについて、地域住民代表者や学識経験者など22 人により審査を実施し、この審査結果を踏まえ、各施設の優先交渉権者などを決定しました。今後は各事業者が主体となり、地元説明会の開催など事業化に向けた調整を進めていくことになりますので、引き続きご理解とご協力をお願いいたします。▲選定結果?旧下大津小学校[ 優先交渉権者]NPO 法人フットボールクラブエスペランサ(土浦市)[ 事業概要など]サッカーを中心とした総合型地域スポーツクラブの拠点。絵画や囲碁教室など地域ニーズも考慮し、交流の場を創出。?旧牛渡小学校、旧佐賀小学校[ 優先交渉権者]学校法人 NIPPON ACADEMY(群馬県前橋市)[ 事業概要など]和食専門の調理系専修学校、寄宿舎を設置。レンコンを高級食材・調理品として世界にPR。姉妹校として2 校活用。?旧安飾小学校[ 優先交渉権者]なし ※今後の活用策などは再検討?旧志士庫小学校[ 優先交渉権者]株式会社貝塚正雄商店(東京都千代田区)[ 事業概要など]農産物(ごま)加工の事業を拡大し、校舎を原料・商品の衛生検査室、事務所として活用。生産農家の活性化に寄与。問 検査管財課(千代田庁舎)廃校施設の有効活用有料広告欄