ブックタイトル広報ひたちおおた 2017年4月号 No.665

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広報ひたちおおた 2017年4月号 No.665

広報ひたちおおた 2017年4 月号 7 常陸太田市役所 72-3111黄門の郷もぎたて情報vol. 12音色を美しく申問道の駅ひたちおおた(常陸太田産業振興㈱? 85‐6888 /ホームページhttp://www.hitachiota-michinoeki.jp/page/dir000002 /メールinfo@hitachiota-michinoeki.jp / FAX85‐6877)/問販売流通対策課(内線661)3 月19 日、道の駅イベント広場において、峰山中吹奏楽部による演奏会が行われました。生徒たちが奏でる素晴らしい演奏に、買い物客も足を止め、最後まで聞き入っていました。道の駅の情報はこちら↓営業時間(4 月中)午前9 時~午後7 時3 月10 日、道の駅の体験交流室において、炭酸まんじゅうづくり講座が行われました。昔懐かしい炭酸まんじゅうが、簡単で手軽に作れるとあって、多くの参加者でにぎわいました。これからの予定○ 4 月29 日土~ 5 月5 日金 常陸太田観光PR 展(体験交流室)○ 5 月5 日金 銀河ステーション文庫(紙芝居・折り紙等)午前11 時~・正午~○ 5 月6 日土 フラダンス 午前10 時~・午後1 時~○ 5 月7 日日 久自楽舞 午前11 時~○ 5 月13 日土・14 日日  母の日カーネーション販売あれっ!懐かしい1旧茨城県立太田中学校講堂今回から偶数月で市内の文化遺産を紹介していきます。身近なところにある「実はすごいもの」をお楽しみに!第1 回目は、旧茨城県立太田中学校講堂です。明治33(1900)年に開校した旧県立太田中の講堂として、明治37(1904)年に完成、昭和51(1976)年に、国の重要文化財に指定されました。文化庁の調査では、「明治時代における洋風建築としての重要な遺例であり、損傷も少なく堂々としている。これは、設計者と請負師の技術と心が合致していたことと、御影石の質と工法のすばらしさに起因する」と賞されました。同時期、同図面で旧竜ケ崎中(竜ケ崎一高)、旧水海道中(水海道一高)にも建てられましたが、現存するのは太田一高だけです。外観は木造瓦葺きの和風ですが、車寄せの柱は真ん中付近が膨らんだエンタシス柱で、その上部には古代ギリシア建築のような飾りのある造りが取り入れられています。窓には当時のガラスが一部残っていて窓が波打っていることから、往時を感じることができます。前室を過ぎた扉の先の講堂内部は、壁と天井の一部に白い漆喰が施され、天井にはシャンデリアが吊り下げてあります。正面には演壇があり、その周りには当時の職人たちの意気込みが感じられる漆喰による精巧で見事な装飾が施され、その質の高さに思わず見とれてしまいます。現在は、旧太田中と太田一高の歴史を紹介している資料館となっているほか、県の弁論大会の会場としても使われています。東日本大震災では、瓦や漆喰が損傷するなどの被害がありましたが、災害復旧にあわせて耐震補強工事を行い、現在は内部の四隅に耐震補強のための鉄骨の柱が建てられています。毎年秋に一般公開が行われ、今年は10 月18 日~ 22 日に予定されています。