ブックタイトル広報ひたちおおた 2017年4月号 No.665
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広報ひたちおおた 2017年4月号 No.665
広報ひたちおおた 2017年4 月号 14 常陸太田市役所 72-3111崩れた石一つずつの型紙を試行錯誤しながら並べ、元の位置を確認したうえで再び積み上げました。破損等で使えない石は、新たに長崎県諫早の石で置き換えました。国指定史跡瑞龍山水戸徳川家墓所の災害復旧事業が完了しました色が違う箇所は、破損などにより新しい石になったもの竹たけこまい小舞と呼ばれる竹を格子状に組んだ下地を残して壁を一度落とし、壁を塗りなおして漆喰で仕上げました。屋根瓦と壁が崩落した御宝蔵石垣が崩落した2 代墓所水戸徳川家墓所の公開は、毎年春に市内の中学生を対象に実施しています。災害復旧事業の完了に伴う一般参拝は、10 月第3土・日曜日(今年は10 月21 日・22 日)に行われる市内の指定文化財の一般公開(集中曝涼)の際に事前申込制により行います。詳細は後日、ひたちおおたお知らせ版と市ホームページでお知らせします。災害復旧事業は完了しましたが、今後も整備事業は継続して行われます。問文化課? 72‐3201墓所の石の修理に当たって、重機が入れないことから、三さんまた又と呼ばれる機材を用いて、重い石を吊り上げながら修理を行いました。墓石が倒れた墓所東日本大震災で墓所石垣の崩落や土蔵の壁の剥落など、大きな被害を受けた、水戸徳川家墓所(瑞龍町)。管理団体の(公財)徳川ミュージアムが事業主体となり、国・県・市の補助を受けて平成23年12月から行った6年にわたる災害復旧事業がこの程完了しました。災害復旧事業は、震災でずれた土地の測量から始まりました。修理は、可能な限り伝統的な工法に基づいて行ったため、被災以前の状況を調査しながら進めました。今回の事業の成果についてまとめた、「国指定史跡 水戸徳川家墓所保存整備事業報告書」は、図書館本館および各分室、教育委員会文化課で閲覧できます。また、梅津会館では整備の様子をパネルで紹介しています。被災時完成修理の様子c 徳川ミュージアムイメージアーカイブ/ DNPartcom 提供