ブックタイトル広報なか 2017年4月号 No.147
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広報なか 2017年4月号 No.147
【短 歌】白鳥短歌会加藤要選「写真五・七・五」【川 柳】第12 回那珂市文化祭川柳コーナー訪問者投句優秀作品 那珂川柳会選未来へと心も踊るハイジャンプ 小田部 一 彦天と地の青じゅうたんにハイジャンプ 石 田 常 枝さんにんでネモフィラばたけとびこえて 佐藤 希美(6歳)飛び跳ねる子供らまねし腰痛に 海 野 宏 幸三人の笑顔あふれる青じゅうたん 佐 藤 静 香こどもたちはねてよろこぶえがおかな 細 谷 安 夫初恋の君といっしょに花の海 宮 田 道 子ジャンピング青空めがけて遠くへと 川 面 心三人のニコニコ笑顔花もニコッ 木村 光子(仙台小5)飛び出したネモフィラの丘最高だ 入 澤 美恵子あおぞらの下で飛んでる元気な子 細 谷 玲 奈この子らにイジメなどまず無いでしょう 江 幡 澄 夫ジャンプして明るい未来へ飛んできた 大 槻 育 生青春の息吹も弾む草の上 小田部 一 彦この扉あければ歓の世界かも同窓会後の肩組む友と 草 野 豊 バラ色の紙に作りし花々を障子の穴に貼りて春待つ 赤 塚 満 夫 海苔茶漬にお湯を注げば香り立ちいっ時キッチン海となりたり 大 森 勝 代 ひとつだけ私に持ち歌ありまして口ずさみいる「哀愁列車」 小野瀬 壽 女らの言葉ひらひら飛び交いて落葉を集めさつま芋焼く 仲 沢 照 美 焼き豚入りチャーハン好きな腕白が今は優しき草食男子 海 野 宏 幸 朝食のうまさを言いてまどろめるままに友逝く九十八歳 池 田 美代子 お位牌と枕かかえて家出する婆の人形口一文字 菊 池 和 子 躱さずに波と真向かふ大岩が鑑真思はす魁夷の「濤声」 加 藤 要 た四季のう【短 歌】那珂短歌会 片岡明選蹴ればすぐ倒れるごとき老梅の枝に円らな蕾の見ゆる 小 坂 けい子ページ操る五色セットの指サックいつのまにやら赤のみとなる 塙 紀 子幾度も蜆舟向きを変えてゆく白き波立て夕映えのなか 小 宅 進くっきりとした朝空に身を伸ばし行き交う人を見守る街路樹 大 森 満今月も締切に追われ詠む歌に不満のあれど折合いつける 大 森 勝 代トカゲ売るブースの端にコホロギの幾百匹が蠢く 冬を 加 藤 要一粒を十年として節分の豆を食みをり八つと一つ 草 野 豊映像に素朴さにじむ稀勢の里稽古続けて鋼を保てよ 川 上 恵美子霏ひひ 霏と降る雪を見ており滑走路の閉鎖を告ぐるロビーの窓に池 田 美代子文芸の朗読をラジオに聞きおれば人身事故の速報入る 塙 紀 子雪のなか女子駅伝の選手等は燃える闘志に背を押されゆく 小 坂 けい子春雨の音の侘しき南禅寺の庭の烟りて松の隠さる 小 宅 進戸籍のまどでは、新生児と亡くなられたかたの氏名などを掲載していますが、不正使用や目的外使用防止の観点から、ホームページ上での掲載はいたしませんのでご了承ください。【俳 句】那珂あせび句会 一徹を通せし力士梅咲けり 桜 井 筑 蛙床の間の室咲き桜華やげり 藤 岡 みち子奉納の大羽子板や巫女の舞 筒 井 かよ子豆の殻茄子殻も焼べ飾り焚く 浅 野 とし子節分会可愛い園児の鬼数多 松 井 節 子肌に戯むる風花の露天風呂 高 畠 久美子厳かに神が着替へてお正月 小 澤 佐 代新年会身内増えつつ三十年 海 野 美恵子行く雲に合わせたなびく野焼きかな 江 幡 澄 夫風邪に臥しをり差入れの娘の料理 雨 宮 文 枝しっかりと生きてる証青木の実 高 野 祝 子やはらかき光の中に春立てり 宇佐美 和 子今まさに芽吹かん木々の深呼吸 大 森 滿立春の雨に大地の静もれり 飯 島 京 子27 広報なか3月号 29 広報なか4月号