ブックタイトル商工会議所報ひたちなか 2017年4月10日号 No.157
- ページ
- 6/10
このページは 商工会議所報ひたちなか 2017年4月10日号 No.157 の電子ブックに掲載されている6ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは 商工会議所報ひたちなか 2017年4月10日号 No.157 の電子ブックに掲載されている6ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
商工会議所報ひたちなか 2017年4月10日号 No.157
佐和の地名は、旧真崎が浦に注ぐ新川の上流域に位置し、江戸時代に書かれた『水府志料』には「ふるわた堂出水、横堀(現、那珂市)境にあり。人わひたりと唱ふれは、水わきあがる事、泉ヵ森(現、日立市)に同じ」と記され、人が「湧いたり」と唱えると水が湧きあがる所があり、その豊かな湧水から「沢」と名付けられたという。佐和地内の中央を南北に走る、水戸と仙台を結ぶ磐城相馬街道(明治時代からは陸前浜街道、現、国道六号線)が通り、水戸からの初めての宿となる沢宿が置かれ大変な賑わいを見せていた。当時の街道の両側には、一里(約四㎞)ごとに置かれた一里塚が造られており、大神宮西側の入り口付近に面して、その塚跡の記念碑を見ることができ、往時を彷彿とさせられる。佐和の大神宮は、国道六号線より少し東側に寄った杜のなかに鎮守として祀られている。大神宮は大日霊貴命(天照大神)などを豊斎する神明社(伊勢神宮の神霊を奉祀した神社)である。神社には、水戸藩第二代藩主徳川光圀公が奉納した神鏡、神号額などが残されている。境内には、秋葉神社をはじめとする十社の境内社(神社の境内に鎮座し、その統括・管理に属する摂社や末社)が祀られている。秋葉神社は、「火之迦具土大神(ひのかぐつちのおおかみ)」を祀り、火伏の神として広く信仰されている。火祭りは,八月一七日の夕方から、境内の一画に建てられた御仮屋にその年の話題となった人形を作り、周りに設けられた仕掛け花火とともに、焼き尽くされるというお祭りで、もろもろの災厄を除いてしまうという行事である。このような火祭りが、現在まで続いていることは大変珍しく、平成二四年に市の無形民俗文化財に指定される。(おわり・文中敬称略)耐震診断や利活用方法あなたの建物を診断します!!一級建築士事務所〒312-0047 ひたちなか市表町6-8 TEL029-273-3337http://www.minato-kankohotel.com/TEL 029-262-4118 FAX 029-262-4119(那珂湊おさかな市場前)大小御宴会・御宿泊・御慶事・御法事・御会合御予算に応じ承りますみなと観光ホテル 検索送 迎致しますTEL.029-262-2289生産者・選別包装者 ひたちなか市部田野1581-3横須賀養鶏農場●オレンジ色の強い卵黄●濃厚な卵白●甘みとコクがある?????????????????????????????????????? たまご直売所?? ?? ?? ?? ?? ??????????????ひたちなか市高場1557-24TEL 029-285-1161(代) FAX 029-285-1171秋葉神社の仕掛け花火国道沿いに建てられている一里塚の碑一里塚の碑(左側)と六号国道の賑わい大神宮本殿(右)、秋葉神社(左)佐野地区~秋葉神社の火祭り~語り部:鴨志田 篤二 さん(茨城県埋蔵文化財指導員)第8シリーズ6