ブックタイトル商工会議所報ひたちなか 2017年4月10日号 No.157

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概要

商工会議所報ひたちなか 2017年4月10日号 No.157

大手外食チェーン在職中、店舗管理等の経験が豊富であったFMDIフードビジネス多店舗展開研究所代表坂本和彦氏を講師に、人材育成をテーマにセミナーを開催しました。マネジメントの基本は企業理念を持ち、目標設定をすること。そして、業務のマニュアル化と共有化により、業務と責任の明確化が必要だと述べました。また、上司が部下との関係性を管理し、自信をつけさせたり忠誠心を育てたりすることや、コミュニケーションによる部下との相互理解が人材育成のポイントになると締めくくりました。(事業推進課 牧野)人材紹介や人材派遣の会社として面接実績が豊富な㈱リーガルブライト代表取締役山田秀二氏を講師に、応募書類審査や面接時のチェックポイントを聴く人材採用セミナーを開催しました。応募書類は、誰を面接に呼ぶかを判断するフィルターなので減点法で考えること、面接の心構えとしては、相手を受け容れつつも決して信用することなくリスクがないかどうかを想像することが重要だと話されました。人の見方という非常にデリケートな内容のため、先生も明確な表現を避け、言葉を選びながらのお話でしたが、真意は十分参加者には伝わったようでした。(事業推進課 牧野)相続遺言専門行政書士・さやま法務コンサルティング代表佐山和弘氏を講師に、経営者と後継者がスムーズなバトンタッチをするために不可欠な遺言の書き方や相続についてのセミナーを開催しました。相続はいずれ誰にでも訪れる問題で、こじれると家族崩壊や廃業にまで陥ることがある重要な問題です。佐山氏は、実際に数多くの相続に立ち会ってきた経験から「円満相続のための遺言書の書き方」「遺産分割協議の正しい開き方のルール」について話されました。(企業支援課 川﨑)工業部会(西野信弘部会長)では、5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)の先進地である栃木県足利市を視察しました。まず足利商工会議所の会議室で、足利5S学校顧問の木村温彦氏から説明を受けました。木村氏は大手電機メーカー在職中に足利市内の下請け会社に生産管理の指導業務に来たことをきっかけに中小企業向けの5Sに取り組み始めたそうです。大企業の手法は通じないことを前提に、働く人に焦点を当てた現場主義の徹底と課題の早期発見につながる真理の追求・評価よりもコミュニケーションを図る、整頓の前に清掃をする、など足利独自の5Sを展開し、今では市役所をはじめ多くの企業で取り入れられているそうです。次に、自動車部品などの金属加工を行っているオグラ金属㈱を視察、工場内での実践例を見学しました。ありがとうカードや気づきメモ、工夫された消耗品・備品置き場など、従業員が自主的に取り組む姿勢が見受けられました。参加者からは、ぜひ自社へ取り入れたいといった声が聞かれました。(事業推進課 牧野)部下の育て方で企業は輝く3/2報 告良い人材の見極め方とは3/7報 告大切な資産・事業を円滑に引き継ぐために!3/16報 告ボトムアップ型5Sとは3/9報 告足利流5Sを語る木村氏組織を動かす部下力について話す坂本氏円満な相続のためにすべきことを熱心に説明する佐山氏面接実績2,000人超の山田氏5